マツダ「アテンザ」が3回目の一部改良。フロントデザイン一新、最高出力190馬力発生

2020-05-26

マツダのフラッグシップ「アテンザ」が一部改良。
2012年11月にデビューして以来3回目の一部改良となりますが、今回はヘッドライトデザイナやフロントグリル周り等、「CX-5/CX-8」に近い見た目へと大きく変化しています。


今回一部改良された「アテンザ」では、3種類のエンジングレードをラインナップ。
一つ目のベースグレードは、排気量2.0L 直列4気筒DOHCガソリンエンジン(SKYACTIV-G 2.0)を搭載し、最高出力165hpを発揮。駆動方式は前輪駆動(FF)、トランスミッションは6速AT搭載となります。

もう一つはトップレンジのガソリンモデルとなる排気量2.5L 直列4気筒DOHCガソリンエンジン(SKYACTIV-G 2.5)を搭載し、最高出力190hp、最大トルク252Nmを発揮。
このエンジンユニットには、より正確な燃料噴射制御機能PCM(Powertrain Control Module)を採用することにより、排ガス中の粒子状物質を低減することが可能となっています。
いわゆる気筒休止技術なるものを採用したわけですが、これが燃費の改良に繋がると言われています。

最後は、より強力となったディーゼルモデルで、急速多段燃焼と呼ばれる新技術を採用により、前モデルの最高出力175hp/最大トルク520Nmから、新たな排気量2.2L 直列4気筒ツインターボディーゼルエンジン(SKYACTIV-D 2.2)を搭載し、最高出力190hp、最大トルク450Nmを発揮します。

足回りのアルミホイールについては、よりスポーティでエレガントな19インチと17インチのアルミホイールをラインナップ。
そして、ボディカラーには「ソウルレッドプレミアムメタリック」から更に上品な「ソウルレッドクリスタルメタリック」を採用しました。

車体スタイルとしては、セダンとステーションワゴンがラインナップされ、セダンのホイールベースは2,830mm、ステーションワゴンのホイールベースは2,750mmとそれぞれ少しロングになっていることがわかります。

下周りにおいては、次世代車両構造技術と言われるスカイアクティブ・ビークルアーキテクチャー(フロント・リヤサスペンション)を採用し、リニアな挙動と質感を改良した走行性能を提供します。

インテリアについては、フロント・リヤのシートを再設計し、ナッパーレザー製の高品質シートを採用し、7インチ~8インチのインフォテイメントスクリーンを採用。
なお、価格帯は2,829,600円からの販売となっています。

【「アテンザ」関連記事】
マツダがアメリカ向けに「マツダ6/アテンザ」のディーゼルモデルを投入へ。「CX-5」に次ぐ2台目のSKYACTIV-Dだ(2018/5/24投稿)
マツダのフェイスリフト版ステーションワゴン「アテンザ/マツダ6」がジュネーブにて登場。プレミアム市場に殴り込む(2018/3/10投稿)
【レンダリング】マツダ「アテンザ・ワゴン」に”MPS”が登場したら?→スバルのアレに似てしまった件(2018/4/14投稿)

Reference:autoevolution