300馬力以上発揮は確実?メルセデスベンツAMG「A35セダン」の開発車両をキャッチ
ベースは中国専売モデルの「A200L」?
メルセデスベンツのハイパフォーマンスモデルとなる「AMG A35セダン」の開発車両をキャッチ。
これまで何度か目撃されてきた「A35セダン」ですが、まだまだ重いカモフラージュをかけている状態ではあるものの、今年開催されたオートチャイナ2018(北京モーターショー2018)にて発表された中国専売のロングホイールベースモデル「A200L」を忠実に再現したスタイリングにも見えます。
気になるスペックや装備は?
「A35セダン」は、従来メルセデスベンツ「Aクラス」に比べて乗り心地よりもスポーティさを向上させるためにスポーツサスペンションをインストール、クロスドリルされたディスクとより大きなキャリパを搭載した改良型ブレーキシステムを搭載します。
車両サイズとしては、「A200L」よりも短くなるものの、同レベルの室内空間の提供に加えて、7インチ又は10.25インチのデュアルディスプレイを備えた最先端インテリアが期待されています。
通気口は円形となり、メタルアクセントやキーレスプッシュスタートボタン等はもちろんのこと、スポーツステアリング、スペシャルトリム、AMGバッジ等、AMG専用の装備を設定します。
パワートレインとしては、新開発の排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力304psを発生する可能性があり、今後は「A45/A50」とラインナップを拡大していくものと思われます。
Reference:CARSCOOPS
番外編:これが中国専売モデルの「A200L」だ
関連記事:ロングホイールベース大好き中国。北京MS2018にて、メルセデスベンツ初となる「北京奔驰(ペキンベンチ)A200Lセダン」を発表【動画有】(2018/4/29投稿)
先日より開催中の中国・北京モーターショー2018(別名:オートチャイナショー2018)にて、中国のBMW「1シリーズ・セダン」の対抗モデルとなるメルセデスベンツ初となる「A200Lセダン」が世界初公開されました。
「Aクラス」のセダンタイプは、中国でのみ販売されるとのことで、他国では販売されない専用モデルとなります。
しかも、中国では”パワーよりも快適席”を重視しているとのことから、定番のロングホイールベースモデルとなるAクラス・ロングの「A200Lセダン」が登場となります。
今回公開されている「A200Lセダン」は、上級仕様のスポーツセダンとして「CLA」に匹敵するスタイリッシュさを持ちます。
フロントエンドのデザインは、前世代の「Aクラス」から大きく変化し、より一層の高級感を演出しています。
サイドからのスタイリングを確認していくと、クーペのような引き締まりがあるわけではなく、いかにも4ドアセダンといったボリューム感のあるサイズ。リヤドアもやけに長いように感じます。
ホイールサイズは、前世代の16インチから19インチへと大幅インチアップとなります。
そして、ロングホイールベースと謳うだけあって、ホイールベースは60mm延長しての2,789mmを実現。
リヤデザインにおいては、L字型のリヤテールランプを対(ツイ)にし、エキゾーストマフラにマフラカッタをインストールすることで更なる高級感を演出しています。
リヤバンパーには、メルセデスベンツのロゴエンブレムと「A200L」のバッジが貼付されていますが、右側には何やら漢字のような表記が…
拡大してみると漢字表記にてペキン・ベンツを意味する「北京奔驰(ペキン・ベンチ)」のバッジが貼付されています。
ベン”ツ”ではなくベン”チ”となっているのは、ベンツの当て字とするために「奔驰(ベンチ)」を無理やり合わせているのだとか。
ちなみに、同モーターショーにて発表された中国専売モデルのアウディ・ロングホイールベース仕様「Q5L」も当て字で「奥迪(アオディ)Q5L」と表記しています。
関連記事:アウディが中国専売モデル「奥迪(アオディ)Q5L」を公開。ロングホイールベース&快適性を重視(2018/4/26投稿)
インテリアも非常に高い質感を持ち、リヤシートはゆったりと寛げる空間を提供しています。
パワートレインにおいては、上記にもある通りパワーよりも快適性を重視しているため、排気量1.33L オールアルミ製直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力134hpと161hpの2グレードをラインナップします。
そして更に上位グレードには、排気量2.0L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力188hpを発揮します。トランスミッションについては、どのグレードにおいても7速ATを搭載します。
【Mercedes A-Class Sedan Long Wheelbase (Chinese version)】