トヨタ「スープラ」×BMW「Z4」以外にも共同開発モデルには何がある?どんなモデルがあるかチェックしてみよう

2020-05-27

有名モデルからマイナーなモデルまで…共同開発モデルは結構多い

先日の1月14日より開催中のアメリカ・デトロイトモーターショー2019にて、トヨタ・新型「スープラ」が世界初公開されましたが、このモデルに使用されるプラットフォームやエンジン、インテリアパーツ等は主に共同開発先のBMW製になっていて、同車が発表される半年近く前にはBMW・新型「Z4」が発表されていました。

これらのように、車種は異なるものの使用しているエンジンやプラットフォームが一つのメーカのものを共有した共同開発モデル(中にはOEMモデルと言われることも…)というのは決して珍しくなく、上のモデル以外にも様々なモノが誕生しています。
一体どのようなモデルがあるのか早速チェックしていきましょう。


フィアット「アバルト124スパイダー」×マツダ「NDロードスター/MX-5」

まずはフィアット「アバルト124スパイダー」×マツダ「NDロードスター/MX-5」。
この2モデルはかなり有名ですね。
「アバルト124スパイダー」は、マツダとの技術協力協定によって「NDロードスター/MX-5」をベースに製造されたものですが、エンジンは共有していません。
そのため、「アバルト124スパイダー」には排気量1.4L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力162ps/最大トルク249Nmを発揮しますが、一方の「NDロードスター/MX-5」は、排気量2.0L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力183ps/最大トルク204Nmを発揮します。

インフィニティ「QX30」×メルセデスベンツ「GLAクラス」

これは意外と知られていなかったのですが、インフィニティ「QX30」×メルセデスベンツ「GLAクラス」も共同開発モデルになります。
厳密には、インフィニティ「QX30」はメルセデスベンツ「GLAクラス」をベースにしたモデルになるため、そのスタイリングやプラットフォームは共通化されているものの、先ほどのフィアット同様にエンジンは自社製を搭載しています。

トヨタ「86」×スバル「BRZ」

これはかなり有名な組合せとなるトヨタ「86」×スバル「BRZ」。
エンジンやプラットフォームを共有化していますし、「86」としては「スポーツ800」以来の水平対向エンジン搭載モデルになるわけですから、相当な注目が集まったモデルとなりますね。

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Reference:CARSCOOPS