おそらく世界初?!幌が被さった超希少モデル・Ken Okuyama DesignのKode 57が国内にて目撃される。ボディカラーは何とも眩しいライトブルー
栃木のパーキングエリアにとんでもない個体が停まっていた!
栃木県の東北自動車・佐野PA上りの駐車場にて、何とも希少な世界限定5台のみ製造されたKen Okuyama Design・Kode 57が目撃されています(画像を提供していただいた方には心より感謝申し上げます)。
今回目撃された個体は、ピニンファリーナ在籍時にフェラーリが世界限定349台+追加生産50台の計399台のみ販売したエンツォフェラーリをデザインしたKen Okuyamaこと、奥山清行 氏によってカスタムされた究極の一台となっています。
このモデルは、フェラーリ599をベースにしたオープンモデルとなっていて、その見た目は和製スーパーカーとは思えぬ程に斬新で個性的な仕上がりとなっています。
Kode 57はレッドカラーだけが製造されていたわけではなかった…
2016年にアメリカ・カリフォルニア州にて開催された”The Quail Motorsports Gathering”では、Kode 57 Enjiとして発表され、末に設けられた”Enji”はえんじ色が由来になっています。
そのため、「Kode 57=レッド系」という印象があまりにも強かったため、てっきりそれ以外のボディカラーは存在しておらず、加えてトップルーフレスとしか思っていませんでした。
しかしながら、今回目撃されたKode 57を改めてチェックしていくと、ボディカラーは何とも珍しすぎるライトブルーで、足回りのブレーキキャリパもブルー、そしてトップには手動脱着式となる幌が装着されています。
この幌は、駐車中(や雨が降ったとき)の際に、車内へと不正に侵入されないようにセットされていた緊急用だと思われ、基本的に走行中はオープンにて走行することを前提にした一台となっています(ランボルギーニ・シアンロードスターなどはトップルーフすら存在しない)。
ただ、こうした幌が被さった状態で駐車され、しかもレッド系以外の個体を見たのは全くの初めてだったので、ある意味かなり希少なショットではないかと思います。
エンジンもまさかの剥き出しでカバーレス
ちなみにKode 57のボディパネルはカーボンファイバー製になっていて、天地の低いラップラウンドスクリーンを採用し、フロントフードは一部くり抜かれていてエンジンが丸見えになっているのが特徴的(もちろん中身は599なのでフェラーリ製エンジンを搭載)
なお、このモデルの価格は約2.5億円と超高額ではありますが、過去に中古車市場にて販売された際には約3億円にも上っているとのことなので、今後このモデルの希少価値は更に上がっていくと思われます。