【世界限定77台のみ】ポルシェ「935クラブスポーツ」の生産枠(ビルドスロット)がまたまた転売中、新車価格よりも2倍高い約1.8億円
~あの「935クラブスポーツ」がまたもや転売中~
ポルシェは昨年の9月、公道走行不可のレーシングモデル「935クラブスポーツ」を世界限定77台のみ販売したものの即完売。
今年の1月末には、完売したはずの「935クラブスポーツ」の生産枠(ビルドスロット)が新車販売価格となる約8,600万円よりも2倍以上高額な約1.8億円にて転売されていましたが、今回も同様にRaceCarsDirectにて新たに「935クラブスポーツ」が転売されていることが明らかとなりました。
今回転売されている「935クラブスポーツ」の金額は、中古モデルのブガッティ「ヴェイロン」やポルシェ「918スパイダー」、マクラーレン「セナ」と同じ価格帯となる約1.8億円で、7月19日に納車される予定とのこと(ボディカラー等のオプションは一切決まっていない)。
~「935クラブスポーツ」ってどんなモデルなの?~
ちなみに「935クラブスポーツ」は、「911GT2RS」をベースにしたレーシング仕様ではあるものの、レースの規格には一切準拠していないため、イベントでの出場は許可されていません。
パワートレインは、排気量3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力700psを発揮。車体重量は1,380kgと非常に軽量で、トランスミッションはエンジンとの相性バッチリな7速PDKを搭載しています。
外観については、ポルシェ「935/78」のオマージュモデルで、それゆえにレトロチックなスタイリングとボディ、ホイールを装備し、ボディパネルはCFRPにて生成されています。
フロントヘッドライトは「919ハイブリッドLMP1」と同じユニットを搭載し、サイドミラーは「911RSR」からインスパイアされ、更にチタン製テールパイプは「908」からインスピレーションを受けた贅沢な一台となっています。
インテリアはガチ過ぎるレーシング仕様。
2019年モデルの「911GT3R」から供給されたカーボンファイバ製ステアリングホイールと、デジタル計器クラスタが装備され、Recaroレーシングシートと6点式ハーネスも装備されています。
センターコンソールは、ラミネートウッドのギアノブがありますが、これらは「909バーグスパイダー/917」等の歴史的なレーシングカーに対して敬意を表したデザインとなっています。
もちろん、実用性を考慮してエアコンやロールケージも装備されますが、オプションにて助手席も設定することが可能です。
☆★☆「935クラブスポーツ」関連記事5選はコチラ!☆★☆
Reference:CARSCOOPS