スズキ「アルト」の次世代コンパクトクロスオーバー「エスプレッソ・コンセプト(S-Presso Concept)」が9月下旬に発売予定!インテリアはシンプル且つ先進的な仕上がりに
~遂に「アルト」の置き換えモデルが9月下旬に発売へ!~
先日、インド市場をメインに販売しているマルチ・スズキが、現在の主要コンパクトモデル「アルト(Alto)」に置き換わる次世代モデル「エスプレッソ・コンセプト(S-Presso Concept)」を2019年秋頃より発表・販売するかもしれないという記事をご紹介しましたが、どうやら2019年9月下旬に発売を計画していることが明らかとなりました。
今回発売される個体は、Auto Expo2018にて発表された「Concept Future S」をベースにしたコンパクトクロスオーバーモデルで、競合モデルにはルノー「クウィッド(Kwid)」やインドの自動車メーカ・マヒンドラ「KUV100」といったエントリーモデルが対象になっているとのことで、デザイン性や先進性、走行性能はもちろんのこと、何よりもどういった価格帯にて攻めてくるのかが大きなポイントになっています。
~エントリーモデルとて品質は高く、スズキの力の入れ方はより一層強くなる~
マルチ・スズキは、元々10月に「エルティガ」をベースにした6人乗りMPVモデルとなる新型「XL6」を発売する計画を進めていますが、このモデルとは別に、近年クロスオーバーの主流化となっているインド市場においても、一足早くお手頃なコンパクトクロスオーバーの導入を目的に新型「エスプレッソ・コンセプト」が登場することが期待されています。
なおこのモデルは、マルチ・スズキの研究開発部門がスズキのサポートを受けて設計・開発を進めてきたモデルで、「ビターラ・ブレッツァ」に続く2番目の主要モデルとなると言われています。
またマルチ・スズキは、可能な限りスズキからのパーツの流用を検討していて、開発コストも抑える考えを示しているため、プラットフォームはHeartectプラットフォームをベースにし、その他には高速警告アラートやSBR、運転席エアバッグ、リヤパークセンサーといった必須ポイントとなる安全機能も全て搭載する予定となっています。
また追加情報として、スズキのマルチセンサーブレーキサポートが追加される可能性が非常に高いとのことで、その品質は大幅に向上することが期待されています。
現行マルチ・スズキのラインナップモデルでは、こうしたブレーキサポート技術が搭載されていないモデルがほとんどなので、「エスプレッソ・コンセプト」を皮切りに徐々に安全装備を標準化していく流れが見られるのではないかと思われます。
~インテリアはシンプルでありながらも先進性を忘れないコンセプトチックなレイアウトに~
気になるインテリアについてですが、レイアウトは非常にシンプルなものになると思われ、しかし先進的なデザイン性を持ち合わせながらも、Smart Play Studioタッチスクリーンインフォテイメントユニットを採用し、インストルメントクラスターは丸型、その周りのダッシュボードにはカーボンファイバ調の素材を採用することでちょっとした高級感を演出しています。
気になる「エスプレッソ・コンセプト」のパワートレインは、排気量1.0L K10B型の直列3気筒エンジンとなるBS4を搭載する予定で、最高出力68ps/6,000rpm、最大トルク90Nm/3,500rpmを発揮します。
トランスミッションは、5速MT/5速ATの何れかから選択が可能となっています。
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Reference:GaadiWaadi.com