2019年の日本国内にて発生した事故・トラブルまとめ。首都高速にて日産「スカイライン・ケンメリGT-R」が炎上、大洗海岸にてトヨタ「ハイエース」がスタックする等【動画有】

2020-05-27

~全世界において事故やトラブルが消えることは無さそう~

今年も残すところ3か月を切りましたが、2019年に日本国内にて発生した事故・トラブル等をちょっと簡単にまとめてみました。
2019年早々に何かと衝撃的な話題もありましたが、皆さんの中でインパクトに残った出来事といえば何があったでしょうか?
今回は当ブログにて注目度の高かった出来事を一挙に公開していきます。

まず初めは、2019年1月2日の新年早々に東京都の首都高速道路・日本橋付近にて、僅か197台しか生産されていない(現存するの100台未満だとか)日産「スカイライン2000GT-R(KPGC110)」(通称:ケンメリ)と思わしき個体が大炎上。但し、ドライバは無事とのこと。
※同日の午前には、東北道にてフェラーリ達が競い合い「360モデナ」がクラッシュするというとんでもない事故も発生。

こちらの個体、本物かどうかは不明ではありますが(レプリカも数多く存在するため…)、もし本物であればその中古車市場価値は2,000万円以上にも上る希少性の高い一台(トヨタ「2000GT」並みの希少性があるとか…)ですし、おまけに自走できる個体も更に限られてきているので、今回炎上した個体が紛れもない本物で有れば、とんでもなく勿体ないというのが正直なところです。

動画を見てみると、発火原因はやはりエンジンであることから、オイル漏れなどの原因が高そうですね。
ちなみに、「ケンメリGT-R」が僅か197台しか生産されなかったのは、当時日本はオイルショック等の大きな不況により、排ガス規制が巻き起こってしまったためと言われていて、そんな中でこの個体が製造されたことは極めて奇跡的とのこと。


~ちょっと納得し難い交通違反も~

続いては、交差点にて左折する際に横断歩道に自転車がいたため、一時停止して自転車を先に行かせたにも関わらず、その後警察がきて違反切符(青切符)を切ってきたとのことですが、その違反内容は本当に法律に抵触しているのか?とSNSにて大きな話題に。

その違反内容が「自転車の運転者を慌てさせたため」として、横断歩行者妨害等に該当するとして、反則金を9,000円支払わせるというもの。

実際どのような現場だったかは不明ですが、この文面だけを見ると、車両用灯器(信号)に従って走行する自転車がいるため、その自転車が通過するのを待っていただけのようにも見えますが、仮に一時停止せずに徐行しながら自転車を通過させたのであれば、もしかしたら違反に該当していたかもしれません。

しかし、このドライバは一時停止をしているため、今回のような一件で青切符を切られるというのはおかしな話ですし、警察官の無理やりなこじつけの可能性もあるかもしれませんね。

それに、左折する車両や右折する車両が全て、一時停止して自転車の進路を妨害せずに譲ったのであれば、それは慌てさせたことにつなげるのは乱暴(っというか自転車の運転者が慌てていたかどうかなど、本人に聞いてみないとわからない)な考えだと思ったりしますが、警察の気分的なもので判断しているのであれば、その警察官は国民からの信頼を失った非常に残念な存在だと思いますね(公安委員会に不服を申し立てるのもアリかも)。

いずれにしても、「一時停止無視」等の明確な違反理由が無い限りは、違反切符を切られるドライバも納得はいかないでしょうし、昨年12月にも大きく取り上げられた僧衣を着て運転をしていたら「その衣服はだめだ。ただ、僧衣が全て違反ではなく状況による」という曖昧な回答を出されてしまうと、どこがどのように違反しているのかもわからないですし、「事故を未然に防ぐこと」「同じような過ちを繰り返さないこと」を目的に交通の取り締まりをしているのであれば、誰もが納得するような基準を設けるのも警察の仕事だと思います。

~警察車両がバイクに対してあおり運転?!~

東京都・首都高速道路にて、バイク(Aprilia RSV4 APRC)に乗っていた男性が、右側車線に移動しパトカーを追い越そうとしたところ、パトカーが後方を確認せずにバイクの進路を妨害し、ウィンカーも無しで車線変更、更には赤色灯を回さずに車線を封鎖する形で中央車線を跨いで走行するという動画が公開されています。

この動画を(ドラレコにて)撮影していた男性ですが、(途中からの再生といこともあり)具体的にどれだけの速度を出していたかは判明しておらず、もしかすると速度超過によって取締を受けていた可能性がありますが、それにしても警察側の乱暴な対応に加えて、かなりの暴言を吐いているシーンも確認できるため、ちょっとこの辺りの警察官としての対応はいかがなモノかなぁ…と思わせるものが有りますね。

なお、バイクが追い越しをかけている最中にパトカーがウィンカーを出さずに車線変更をしてくるのも非常に危険。

ある意味あおり運転と変わらないレベルではありますが、先述にもある通り、以下のドライブレコーダーが再生される以前に、もしかしたら警察官を怒らせるような対応をとっていた可能性も無きにしも非ずなので、この辺りはすぐに切符を切るのではなく、しっかりと警察署に動画を提出し徹底的に話し合うと必要があるかもしれませんね。

【【警察が煽り運転⁉︎】パトカーがウィンカー出さず車線変更 ドラレコ 危険 事故集6】

~社会問題にもなっているあおり運転の決定版?~

ある意味日本に最も衝撃を与えた過激なあおり運転のトラブル。
8月10日(土)、茨城県の常盤自動車道にて、ホワイトSUV(BMW「X5」)に乗る男性が、撮影車両の左側から突如として追い越しをかけ、そのまま前方を塞ぐようなかたちで強制的に停車させるという悪質なあおり運転が行われていましたね。

この後、運転席から勢いよく降りてきた男性が険しい剣幕で撮影車両に近づいてきます。
SUVの助手席に座っていたとされる女性はガラケーで車両を撮影。

SUVの男性(宮崎文夫 容疑者)は、怒鳴り声を上げながら撮影車両のドライバに近づき、そのまま男性の顔面に暴行を加えています。

このような行為にまで至った理由として、あおり運転を行っていた宮崎文夫 容疑者の言い分としては「自分が煽られていて、身の危険を感じたから」と説明していますが、いずれにしても高速道路上にて強制的に停車させることは違反行為にあたりますし、更には暴行まで加えたとなると圧倒的にSUV側の男性に非があることになりますね。

~トヨタ「ハイエース」が波打ち際でスタックするという珍事~

最後は、2019年のお盆の日に何かと話題となっていた茨城県・大洗海岸でのトヨタ「ハイエース」が波打ち際でスタックしてしまった件について。

この動画を撮影していたR様とやり取りさせて頂いたのですが、当時は台風の影響で波の動きも相当に大きく、更には車両を波打ち際まで移動させてはいけないとスタッフに注意されていたにも関わらず、お盆休みで気分が高揚していたことから、そういった決まりを完全に無視して、その結果としてこのようなことになったとのこと。

なお、「ハイエース」もかなり深いところまで埋まっていたとのことで、とても人間の力だけでは救出することはできず、加えてこの日はお盆ですから、「JAFも駆けつけるには相当な時間がかかる」と、近くでJAFに電話していた女性も相当にパニックになっていたとのこと。

車両を見る限り、下半分が完全に埋まってしまって海水が車内に入りこんでいるレベルではないかと思いますが、ここまで海水が浸ってしまうと下廻りはおろか、エンジンまでも錆びてしまい使い物にならないところまで劣化する恐れも十分にあるでしょうね(最悪廃車となる恐れもある)。

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