遂に来た!廃版となったトヨタ「A70/A80スープラ」の一部パーツの復刻・再販売を実施!日産「スカイラインGT-R」のヘリテージパーツプロジェクトに続いてかなり注目されそうだ

2020-05-27

~これで旧型「スープラ」のパーツ調達に苦労せずに済む~

以前、日産の設計当時のスペアパーツを供給するNISMO(ニスモ)ヘリテージプログラムより、既に廃版となっている「スカイラインGT-R R32/R33/R34」の専用パーツを復刻並びに再販売するという嬉しいプロジェクトが始動しましたが、これに倣ってトヨタでも「A70スープラ/A80スープラ」を対象にしたパーツの復刻並びに再販売を実施することを明らかにしました。


~今後更に復刻パーツの種類が増える可能性も?~

上記にもある通り、対象となるモデルは1986年~1993年に販売された「A70スープラ」と、1993年~2002年に販売された「A80スープラ」の2車種で、日本だけでなくアメリカや欧州市場といったところでも納車されている個体を対象にしているとのこと。
既に中古車市場に出回っている個体で、パーツ供給の難しい個体もあったそうですが、今回のヘリテージプログラムによって、その問題も解消できるかもしれないですね。

なお、今回のプログラムはあくまでも一部のパーツのみとなっているため、今後復刻・再販売されるパーツが増えるかどうかはわかりませんが、現時点では以下のパーツが供給される予定となっています。

〇「A70スープラ」・・・プロペラシャフト/ドアハンドル/フューエルセンダーゲージ/ウェザーストリップ/フロントエンブレム

〇「A80スープラ」・・・ヘッドランプ/ドアハンドル/ブレーキブースター

これらのヘリテージパーツについては、いよいよ明日1月10日より開催される東京オートサロン2020にて出展されるとのことで、旧「スープラ」の集う場所にもなりそう。
価格帯などについては後日明らかになりますが、やはりこうしたパーツを求める方も多いでしょうし(転売必ず出てくるでしょうね…)、納期も相当にかかるのではないかと思いますね。

~日産「スカイラインGT-R R32/R33/R34」のヘリテージパーツも見ていこう~

折角なので、日産のスペアパーツを供給するNISMOヘリテージプログラム内容も見ていきましょう。

「スカイラインGT-R R32」の供給パーツですが、その点数は約80点と非常に多く、これらのパーツの中にはハーネスやホース、エンブレム、外装部品(バンパー)等も準備されるため、経年劣化によるパーツ不足や新規パーツの製作といった諸問題が解消され、日本のみならず海外においても大きく注目されているサービスとなります。

なお、日産が特定のパーツを元のサプライヤに依頼し、再現することができないものが見つかった場合は、NISMOがこれらのパーツの代替品ないしは新規加工にてオーバーホール品に交換することを検討しているとのことです。

このほかにも、「スカイラインGT-R R33/R34」のメカニカルパーツから電装品、ボディパネルといった約160種類ものパーツを準備しているとのことで、海外などから高い金額を支払って取り寄せる必要もなく、非常にスムーズにパーツを取り寄せることが可能になります。

☆★☆「スープラ」関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:Toyota