おそらく”世界で最も条件の良い”フェラーリ「F50」が販売中。約3,000万円の費用にてフェラーリ・クラシケの審査をパスし、現在は破格の約1.2億円にて販売

2020-05-27

~これまた珍しい「F50」が中古車市場に登場~

フェラーリのスペチアーレモデルで、世界限定349台のみ販売された創業50周年記念モデルとなる「F50」がとんでもない価格帯にて販売されています。
今回販売されている個体は、349台中180台目として製造された一台で、1996年に出荷された後2人のオーナーによって所有されました。


~何とフェラーリのクラシケ審査もパスした希少モデル~

特に2番目のオーナーは、イタリアの有名コレクターであったとして、モナコグランプリにて使用された後、2017年にフェラーリのクラシケ部門にも申請されました。
フェラーリ・クラシケの申請を行う際、製造から20年以上が経過したフェラーリモデルが対象となり、イタリア・カデルボスコ・デイ・ソプラにあるフェラーリの公式サービスセンターにて完全な修復が行われ、正式な承認が下りるまでに約2年かかり、更にその費用は約3,000万円もかかったと言われています。

走行距離は34,434kmとそれなりに走られていますが、ほとんどのパーツがほぼ新品状態となり、加えて非常に厳しいクラシケ部門を審査パスした一台でもあるので、そのモデルが約1.2億円にて販売されるというのはとんでもなく破格であり、おそらく”世界で最も条件の良いF50”なのではないかと言われています。

~内外装のコンディションも完璧な「F50」~

外観はもちろん、ほとんどが傷がついておらずで、足元のアルミホイールが美しいことはもちろん、タイヤも新品に履き替えられています。
巨大なリヤウィングやリヤマフラーも非常に美しく、ほとんど汚れていないのも素晴らしいところです。

気になるパワートレインは、F1モデルから派生した排気量4.7L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力519ps/最大トルク471Nmを発揮。
0-100km/hの加速時間は4秒未満で、最高時速は325km/hにまで到達します。

インテリアは非常にシンプルなブラックとレッドのバイカラースポーツシートを採用。
オリジナルのマニュアルとキットが装備され、オーナメントパネル系は全てカーボンファイバを採用しています。

センターコンソールには6速MTを搭載し、その周りのコンソールパネルはカーボンファイバを装備。

内ドアパネルも豪華なカーボンを使用していますね。これはかなり贅沢。

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Reference:CARSCOOPS