世界限定60台のブガッティ新型シロン・スーパースポーツで最高速440km/hを達成するも、未だ評価は終わらず…評価中は100個ものセンサーを使用し、大量の虫の死骸がフロントバンパーに付着

あまりにも好評だったので今度はブガッティ・シロンのウッドアートをご紹介

前回、木材を使ったとても美しいアートを生み出すWoodworking Artが、トヨタの2020年モデル・200系ランドクルーザー(Toyota Lnad Cruiser)を製作した動画を公開し大きな反響を呼びましたが、今回はブガッティが世界限定500台のみ販売したシロン(Bugatti Chiron)のアートをご紹介。

ブガッティ・シロンといえば、前澤友作 氏や芝浦グループの新地哲己 氏、クリスティアーノ・ロナウド選手が所有していることでも有名な3億円超えのハイパーカーですが、かなり複雑な造形となるシロンをどのように仕上げていくのかを早速見ていきましょう。

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まずは外枠から作っていこう

まずはシロンのサイドビューの写真を使って外枠を描いていきます。

描くポイントは外形やドアパネル、サイドウィンドウ、ホイールアーチ部分といったところでしょうか。

その後、糸鋸盤やグラインダ、特殊工具などを使いながら木をくり抜いたりと形を整えていきます。

車体の外形がある程度出来上がったら、車幅の寸法どりを行い、フロントバンパーやフロントフード、トップルーフ、リヤエンジンフードなどを製作。

こんな感じで、サイドボディのラインに沿うように丸みをつけていきます。かなり細かい作業ですね…

いよいよ細かい作業に手を付けていく…

フロントエンドの下地が完成したら、いよいよ「シロン」の表情を描いていきます。

フロントエンドを基準に、フロントフードやトップルームも一気に形作って行きましょう。

ここからいよいよサイドパネルやフェンダー等のボディラインを作っていくため、どんどん木の表面をくり抜いていきます。

いつも思うのですが、これを一発ぶっつけ本番で作業しているのが本当に凄いこと…

職人の圧倒的な技とセンスが光る

シロンのフロントエンドもこんな感じでどんどんくり抜いていきます。

フロントヘッドライトやインテーク、そして馬蹄型グリルも上手いこと調整していきます。

えっ、これマジ?!

何と馬蹄型グリルのメッシュ部分やインテークメッシュも全て掘っていくというとんでもない作業に…一切妥協しないWoodworking Art…流石です。

リヤエンドも、こんな感じでセンター直結のリヤテールランプやメッシュ付きのリヤバンパーを製作。

マフラーやリヤディフューザーも上手いこと掘ったなぁ…これはマジで凄い。

何とトップルーフにはオプションの「スカイビュー」も装備されていますね。

そしてかなり複雑と言われているリヤミドシップエンジン周りもほぼ完成状態。

ドアサイド周りのCリングピラーやダクト、ドアハンドル、そして給油口もしっかりと再現。

まるで粘土の型どりをしているかのような完成度の高さですね。

もちろん、足元のタイヤ・アルミホイールも一切妥協無く細かく仕上げていきます。

あとは組付け作業とニス塗りをして完成!

何と…格納式リヤウィングも装着するという拘り。

最後にブラックのウィンドウやワイパー、ヘッドライトハウジング?、”BUGATTI”のエンブレムを装着して完成(ニス塗りも)。

ほぼほぼ現車のような美しい造形に仕上げられた一台ですが、フェンダー部分の滑らかなラインとか、とても素人では作り出せないような美しさですね。

この角度から見るデザインも美しいこと…特にリヤエンジン周りの作りの細かさは芸術ものです。

リヤエンドも一切妥協のない完璧な造りとなっています。

【Wood Carving – Bugatti Chiron – Wood Art】

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Reference:motor1.com