その名は「ネオベット」。フルモデルチェンジ版・シボレー新型コルベットC9はこうなる?リヤミドシップからフロントマウントに戻り、顔つきもフェラーリ風に

引続き新型ネオベットをインプレッションしていこう

引続きシボレー新型コルベットC9(ネオベット)を見ていきましょう。

このモデル、C2型のデザインを取り入れていることもあり、トップルーフは取り外し可能なピクニックバスケットルーフを採用。

かなり複雑なAピラー/Bピラーで、強度面でかなり不安視されると思いますが、どうやらピラー部分は全てカーボンがベースになっているそうです。

トップルーフは基本的にガラスタイプとなりますが、リヤから見るとコルベットのチェッカーフラッグに沿ったY字形状で非常にオシャレ(”CORVETTE”のネームバッジも中々にイケてる)。

昔ながらのロングノーズショートデッキに加え、トップルーフは過去と未来の融合、そしてリヤデザインに先進性を持たせるなど、時代の流れを汲んだ理想的なFRスポーツクーペではないかと思います。


ネオベット一つでスポーティにも紳士的にも見える理想的なスーパースポーツ

リヤビューは中央へと絞られていくようなレトロクーペの典型で、しかしテールランプはセンター直結式の一文字デザインで先進風に。

どことなくアストンマーティンのような雰囲気を持たせつつ、足もとには大口径アルミホイールで一気にスポーティさを演出しています。

そしてこちらがサイドビュー。

ウエストライン位置が非常に高く、サイドウィンドウの面積はハイパーカー並みに最小限。

ロングホイールベースでありながらも、フロント・リヤオーバーハングはかなり短い印象です。

インテリアはC8型を踏襲しながらもシンプルに

そしてこちらがインテリア。

デザイナーのLeyangBai氏によると、コックピットはドライバー重視のレイアウトになっているそうで、しかしC8型のデザイン言語を取り入れつつ”囲まれ”感と圧迫感を解消することにより、ロングドライブに適した快適性とシンプルさを重視した作りにしているとのこと。

パワートレインはやっぱりハイブリッド

続いてパワートレインですが、何れC8にも搭載されるであろうハイブリッドシステムを採用し、しかしエンジンはV型8気筒ツインターボになるのか、それとも更なるダウンサイジング化を図ったV型6気筒ターボチャージャーを搭載するのかは不明。

これだけロングノーズでダイナミックなボディを持つほどですから、個人的には大排気量V型8気筒OHVエンジンで”ドロドロ”サウンドを奏でてほしいところですが、現実的には厳しいかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS