フルモデルチェンジ版・トヨタ新型「ハリアー」の気になるポイントは?アクセルはオルガン式、パドルシフト無し、そしてドライバーはいつも外国人【動画有】

2022-06-29

~見れば見る程気になるポイントが出てくる新型「ハリアー」~

さて、早いところで5月8日(金)よりグレード別価格帯が明らかになり、5月15日(金)には先行受注受付け開始、6月17日(水)に発表・発売スタートとなるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型「ハリアー(Toyota New Harrier)」ですが、ここで改めて走行性能ムービーのインプレッションを行っていきたいと思います。

以前は、フロントのLEDデイタイムランニングライトがターンシグナルする形で点滅するウィンカー(シーケンシャルウィンカーは廃止)や、実車のエクステリアデザインなどを細かくチェックしていきましたが、今回は別のポイントにも注目していきたいと思います。

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まずは上の画像にもある通り、運転席側にあるアナログメーターやTFTマルチカラーインフォテイメントシステムが搭載されていますが、その一方でステアリング後にはパドルシフトが搭載されないというマイナスポイントも。
パドルシフトによる減速を活用している方にとっては、「ムム…」と思うポイントかもしれませんね。


~新型「ハリアー」は中国・北米市場でも販売されるグローバルモデル~

真正面やサイド・リヤビューから見てきた新型「ハリアー」ですが、ちょっと下から覗き込んだ時のデザインはほとんど見たことがありませんでしたね。

新型「ハリアー」は、”カローラのSUV版”という意見も非常に多かったのですが、この角度から見ると、「カローラ」以前にトヨタ系列のモデルとは思えない程の上質感があり、メッキ加装やフロントグリルデザインはどことなく中国好みのデザインに寄せられているように感じます。

なお、これは以前にもお伝えした通り、新型「ハリアー」の中国版として「フロントランダー(Frontlander)」が、2020年後半に発売予定となっています。

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パノラミックビューモニター搭載で耳たぶが無くなり非常にスタイリッシュに

こちらはフロントデザイン。
遠目からでも新型「ハリアー」と分かるL字を連ねたデイタイムランニングライトはインパクトが強く、それでいて重厚感もあります。

グレードは足元の19インチアルミホイールが装着されているので、最上位グレードのZもしくはZ”Leather Package”であることがわかりますが、やはりサイドミラー下に耳たぶの無いパノラミックビューモニターが搭載されると、スタイリングも引き締まって良い感じになりますね。

アクセルはオルガン式で操作性も向上

そしてこちらはアクセルポイント。
吊り下げ式ではなく、細かなアクセル操作が可能なオルガン式を採用しています。
レクサス「NX」では吊り下げ式でチープ感満載だったので、このあたりのグレードアップは非常に嬉しいポイントだと思います。

ボディカラーで大きく左右されるデザインでもある

リヤデザインの質感も非常に高いですね。
ボディカラーが、「クラウン(Crown)」にも採用されているプレシャスブラックパールということもあり、プラスチックのフェンダーモールと上手く同化してチープ感が無くなっていますね。
あとはリヤロアバンパーのブラックの部分も上手くボディカラーに馴染んでいるように感じます。

これがホワイトパールクリスタルシャインなどになると、プラスチックの部分が非常に目立ってしまうので、改めてボディカラーの選択に悩まされることになりそう。

ハイブリッドモデルに2WD追加

続いてはパワートレイン。
新型「ハリアー」では、新型「RAV4」同様に排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンと排気量2.5Lダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類をラインナップしますが、よくよく考えてみたら現行「ハリアー」のハイブリッドは四輪駆動(E-Four)のみだったので、今回の新型で2WD(FF)を設定してきたのは流石といったところでしょうか。

なぜかいつもドライバーは超絶イケメンの外国人

そして最後に最も気になったのが、ドライバーがいつも日本人ではなく外国人を起用しているところ。
グローバルモデルということもあり、とても画になるモデルさんを起用しているのだと思いますが、個人的には国産メーカーに誇りを持つ意味でも、積極的に日本人のモデルさん、もしくはゴリゴリの日本人ドライバーを採用しても良いのでは?と思ったりしますね。

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