三菱・パジェロ/アウトランダーPHEVにリコール。溶接の不具合で走行が不安定に…更にシートベルトの引き出し性が悪化する恐れも
~最悪の場合、走行が不安定になる恐れも~
三菱のオフロードSUV・パジェロ(Mitsubishi Pajero)1車種・計1,507台にリコール。
リコールの内容としては、前輪緩衝装置の右側ロアアームにおいて、溶接工程での部品の固定が不十分なため、溶接位置がずれて溶接強度が不十分なものがあるとのこと。
そのため、制動時の負荷により溶接部位がはがれ、走行が不安定になるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、海外市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][パジェロ]
・DBA-V83W/V83W-1000101~V83W-1100123/平成28年10月27日~平成30年1月22日/125台・LDA-V88W/V88W-1000101~V88W-1100165/平成28年10月26日~平成30年2月21日/218台
・DBA-V93W/V93W-1000101~V93W-1100151/平成28年10月31日~平成30年2月26日/246台
・LDA-V98W/V98W-1000104~V98W-1100260/平成28年10月26日~平成30年2月24日/917台
・LDA-V98W/V98W-0901319/平成28年8月30日/1台
改善措置としては、全車両、右側ロアアームを良品と交換するリコール作業を実施するとのことです。
~シートベルトに不具合アリで乗員の保護性能が低下する恐れも~
続いても三菱・アウトランダーPHEV(Outlander PHEV)/アウトランダーの2車種・計658台にリコール。
リコール内容としては、第二席用右側座席ベルトにおいて、製造工程内の部品管理が不適切なため、左側座席ベルト用の部品を組み込んだものがあるとのこと。
そのため、衝突時に座席ベルトの引き出し性が悪化し乗員の保護性能が低下するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、仕入先からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][アウトランダーPHEV]
・5LA-GG3W/GG3W-0606849~GG3W-0700104/令和元年6月24日~令和元年9月3日/507台[アウトランダー]
・DBA-GF7W/GF7W-0602031~GF7W-0700102/令和元年6月21日~令和元年9月3日/55台・DBA-GF8W/GF8W-0601150~GF8W-0700102/令和元年6月21日~令和元年9月3日/96台
改善措置としては、全車両、第二席用右側座席ベルトを点検し、異品が組み込まれている場合は座席ベルトを良品と交換するリコール作業を実施するとのことです。