またかよ!スズキ新型「ハスラー/ワゴンR」に早くも2度目のリコール(サービスキャンペーン)。NAエンジンに限り異音が発生する恐れアリ

2020-05-27

~新型「ハスラー」に早くも2例目の不具合が?~

スズキ新型「ハスラー/ワゴンR」の2車種・計23,286台の大量のサービスキャンペーンを実施。
新型「ハスラー」といえば、1か月程前に車線逸脱警報装置において、車線逸脱抑制機能の制御プログラムが不適切なため、運転者が車線逸脱警報をOFFにすると車線逸脱抑制機能が作動している状態で車線を逸脱した場合に警報が作動せず、道路運送車両法の保安基準第11条(かじ取り装置の基準)に適合しないとしてリコールを発令していましたが、今回はNAエンジン絡みとなっています。

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具体的には、R06D型エンジンにおいて、ピストンのスカート部に施されている固体潤滑材のコーティングが不適切なため、エンジン運転中に剥がれて、ピストンとシリンダが金属接触することでピストンが摩耗し異音が発生するおそれがあるとして、サービスキャンペーンを実施ています。


~対象モデルをしっかりとチェックしていこう!~

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、メーカーからの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[ハスラー]
・5AA-MR92S/MR92S-100094~MR92S-116718/令和元年12月24日~令和2年3月24日/11,946台(N/A仕様)

[ワゴンR]
・5BA-MH85S/MH85S-100043~MH85S-103060/令和2年1月6日~令和2年3月20日/1,941台(N/A仕様)

・5AA-MH95S/MH95S-100049~MH95S-114312/令和2年1月6日~令和2年3月18日/9,399台(N/A仕様)

改善措置としては、対象となるユーザーにダイレクトメールで通知し、当該現象が発生した車両はピストンを対策品、シリンダブロックを新品に交換するサービスキャンペーンを実施するとのことです。

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Reference:SUZUKI