ビッグマイナーチェンジ版・トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアの登場説は完全にフェイク。やはり1月の一部改良が最後のモデルに?

2020-05-27

2020年5月にアルファード/ヴェルファイアがビッグマイナーチェンジしないことが決定!

さて、以前より何かと大きな話題となっていたビッグマイナーチェンジ版・トヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)が、2020年5月に登場する説について。

おそらくほとんどの方が忘れていたであろうこの情報ですが、これは自動車情報誌ベストカーが大々的に取り上げていたもので、5月に現行アルファードのボディカラーやグレードの再構築、安全性能のアップグレード、内外装デザインの大幅な変更(よりオラオラ顔を強調)を施したモデルが登場すると断言していたのですが、どうやら5月に登場するという情報は完全なフェイクであることがわかりました。

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ディーラー曰く「そもそもビッグマイナーチェンジするという情報すら入っていない」

いつもお世話になっているトヨタディーラーにて取材させていただいたところ、2020年5月にアルファード/ヴェルファイアがビッグマイナーチェンジするといった情報は一切入っておらず、更には2020年内のスケジュールにおいて、同モデルが一部改良もしくはマイナーチェンジする予定もないことが明らかになっています。

ベストカーの情報では、今回のビッグマイナーチェンジを機にアルファード/ヴェルファイアの統合化を図るきっかけづくりのため、アルファードメインでの変化を加え、ヴェルファイアは大幅な変更をせずに徐々に淘汰させる動きがあると断言していましたが、今のところそういった予定も無いとのことなので、そもそもアルヴェルが統合するのか?といった疑問もディーラーは持っているそうです。

5月の全車併売化により、兄弟車種が統合するのは確かに理解できるが

いくら同じ価格帯でグレード構成が同じであっても、それぞれのデザインの良さや方向性があって、顧客は好みのモデルを購入しているので、確かに全車併売化したことで、あまりにも多すぎるトヨタのモデルラインナップモデルの集約化を図らないと、それぞれのモデルを把握するにもはかなり苦労しますからね…このあたりの差別化が本当になされるのか何とも言えないところだそうです。

ところで一部改良後の新型アルヴェルの評価は?

そしてこれは、ちょっと話がズレるかもしれませんが、2019年12月に一部改良された新型アルファード/ヴェルファイアに標準装備されているディスプレイオーディオ(DA)の使い勝手は非常に悪く、画質が悪かったり、DVD/CDデッキが無かったりと不便さがかなり際立っているようです(納車されたオーナー様情報より)。

フラッグシップミニバンで、おまけにファミリーカーとしても活用される一台でありながら、子供が乗ることは容易に想像できるのにCD/DVDが使用できないのは大きなマイナスポイントになっているようですね。

特に長距離移動や遠方へと旅行で移動するのであれば尚更。先進性を優先するあまり、こういったファミリー層を考慮した変更が施されていないのは非常に残念ではあります(私も最近になって、CD/DVDが重宝される理由や偉大さを痛感している)。

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