やはり日本は後回し…フルモデルチェンジ版・日産の新型シルフィが台湾市場にて10月に発売へ。その後マレーシア市場にも導入か?
一体いつになったら日本に導入されるの新型シルフィ?
日本市場の発売もかなり期待されている日産のフルモデルチェンジ版・新型シルフィ(Nissan New Sylphy)ですが、このモデルが2020年10月に台湾市場にて、セントラ(Sentra)という名称にて販売予定となっています。
日産は5月28日に行われる中期経営計画にて、欧州市場での販売比重を落とし、その代わりとして北米をはじめ、日本や中国市場といった一部のアジア市場にも販売比重を増やしていくとの情報がありますが、まさか最も期待されている新型セダンが日本ではなく台湾市場にて優先的に販売されるというのはちょっと意外ではありますね。
ちなみに台湾市場にて販売されるグレードは、排気量1.6L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載したガソリンエンジンモデルのみとのことで、e-POWERを搭載したハイブリッドモデルの市販化の予定は一切ないとのことです。
ちなみに、日本市場にて導入される時期や具体的なスペックはどうなっているのか?についても、以下の次のページにてチェックしていきましょう
新型シルフィは台湾市場導入後にマレーシア市場でも導入?
ちなみに台湾市場以外にも、マレーシア市場でも新型シルフィが市販化される?との情報があるそうで、ここに新型キックス(New Kicks)やアルメーラ(Almera)なども加わり、更に販売体制を強化していくとのことですが、一体いつになったら日本市場でも新型シルフィが導入されるのかが気になるところですね。
何と日本市場にはピュアEV仕様の新型シルフィが導入されるとの噂も
ちなみに自動車情報誌ベストカーの情報によれば、日本市場向けのモデルは2020年2月頃に登場するとのことですが、情報元が一切記載されていないため信憑性は不明。
しかも日産リーフ(Leaf)」に搭載される電動パワートレインと、これまで得られた技術やノウハウを流用したピュアEVに仕上げることで一足早く日本市場においてもEV市場を活気づけて国産EVセダンが盛り上がるよう先陣を切っていく可能性が高いそうです。
ただ、そうなってしまうと最も気になるのが価格帯で、北米市場にて販売されているガソリンモデルは約209万円~約235万円と非常にリーズナブル。
上の画像にもある通り、スタイリッシュでスポーティなデザイン性を持ち、おまけにエントリーグレードのSでも16インチアルミホイールを装着するほどの充実した内容であるため、EV化ともなれば相当な価格アップになることは間違いないでしょうね。
ちなみに参考までにですが、日産がラインナップするEVモデルのリーフは、3,326,400円~4,998,400円と非常に幅広く、これはバッテリー容量が40kWh/62kWh仕様がラインナップされているため。
恐らく新型シルフィのEV仕様も、スポーツセダン本来の走りを活かすために62kWhのバッテリーを搭載してくるのではないかと予想するも、そうなると価格帯は必然的に500万円は超えてくるでしょうし、プロパイロット2.0等のメーカーオプションを設定すれば600万円に到達する可能性も高そう。
そうなると、テスラ・モデル3のエントリーグレード(511万円~)が購入できるレベルになりますが、果たしてこれだけの価格設定にて本当にEV市場並びにセダン市場を盛り上げることができるのか?はちょっと疑問に感じるところです。
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Reference:Keyauto.my