これ販売して大丈夫?カナダチューナーがトヨタ新型GRスープラをベースにFT-1コンセプト風のワイドボディキットを発表。キット代だけで約150万円から
やはり海外チューナーからFT-1コンセプト風ワイドボディキットが発売されたか
カナダの過激チューナーDuke Dynamics(デューク・ダイナミクス)が、何とトヨタ新型GRスープラ(Toyota New GR Supra)をベースにしたFT-1コンセプト専用ワイドボディキットを発表・発売スタートしました。
そもそもFT-1コンセプトって何?
FT-1コンセプト(Future Toyota – 1 Concept)は、デトロイトオートショー2014にて発表されたモデルで、後の新型GRスープラを生み出す重要なコンセプトモデルとして話題を呼びました。
FT-1の大きな特徴といえば、エンツォ・フェラーリ(Enzo Ferrari)やF1を想起させる突き出たフロントノーズや、レンズの無いLEDヘッドライト、過激且つ複雑化されたワイドフェンダーが特徴的で、とても市販化できるようなモデルではなく、結果的に2013年12月に発売されたグランツーリスモ6のダウンロードモデル止まりとなりました。
そんな過激且つ複雑性の高いFT-1コンセプトをモチーフにしたワイドボディキットが、カナダの過激チューナーから発売されるというのは意外で、しかし何れはこうしたワイドボディキットが市販化されるのも時間の問題だとは思っていました。
早速どんなカスタム内容に仕上げているのか、以下の次のページにてチェックしていきましょう。
結構思い切ったワイドボディキットを装着するようだ
ちなみにこのワイドボディキット、全体的にボディサイズが大きくなるとのことですが、具体的にはフロントバンパーが+37.5mm延長され、更にフロントリップも38mmも低くなるため、よりガリ傷が付きやすくなってしまいます。
こちらはリヤバンパー部分。
純正よりも更に+19mm延長されるため、フロント・リヤ合わせて全長+56.5mm延長されることになりますね(トランクスポイラーも更に反り上がる模様)。
それだけでなく、フロントフェンダーは片側+55mm(両側+110mm)、リヤフェンダーは片側+70mm(両側+140mm)ワイド化することに。
これが完成イメージ図。
思った以上にワイド&ローで、フェンダーの張り出しも結構エグイ事になっていますね。
ワイドボディキットだけで約150万円…それ以外にも気にすべきポイントが…
リヤのこんもり具合も凄いこと…
リヤディフューザーやリヤバンパーと一体型となるエキゾーストシステムなど、結構シンプルにまとめ上げているように感じますね。
なお、このワイドボディキットは約150万円からの発売になるそうで、工賃も含めたら更に跳ね上がることは予想できるものの、そもそもトヨタから許可を得て販売しているのかは不明なままとなっています。
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Reference:Zero2Turbo