遂に来た…マイナーチェンジ版・日産の新型キックスのティーザーサイトがようやくオープン。なお発表・発売時期も更に遅れることが判明
但し公開されたのは一部の画像のみ
既にタイ市場では2020年5月15日に発表・発売スタートしている、日産のマイナーチェンジ版・新型キックス(Nissan New Kicks)ですが、遂に日本国内の日産公式ホームページでも、専用ティーザーサイトが”シレッ”とオープンしています。
今回オープンしたティーザーサイトでは、既にその姿が明らかになっている新型キックスのフロントマスクやリヤデザインの一部が公開されているものの、特にこれといった技術的な情報やスペック、価格帯などはあきらかになっておらず「e-POWER」というキーワードだけが明らかになっていますね(おそらく日産としては今後e-POWERを積極的に売りに出していきたい)。
ちなみに日本市場向けの新型キックスは、当初2020年6月3日に発表・発売予定だったのですが、昨今の諸事情により6月15日へと延長されるも、更に延長されて結果的に6月24日となりました。
日本国内モデルとしては、2020年一発目に発売される普通乗用タイプの新型車ということで、日産としてもかなり気合は入っていると思うのですが、昨今の諸事情にも負けず何とか頑張ってほしいところです。
今回ティーザーサイトにて公開された新型キックスの画像を見ていこう!
既に新型キックスのフロントマスクは明らかになっていますが、改めてインプレッションしていきましょう。
今回のマイナーチェンジにより、ダイナミックなVモーショングリルを採用していますが、恐らくデザインの大本は新型セレナe-POWER(New Serena e-POWER)と同じグリルパターンを流用していると思われるものの、フロントヘッドライトは新型ジューク(New Juke)や新型エクストレイル(New X-Trail)とは異なるデザイン言語を採用することでオリジナリティを強化。
ただ、こうして見てみると新型キックスのデザインは中々に精悍で、現在国内市場向けに販売している日産のラインナップの中でも、一番バランスが取れていてカッコいいのではないか?と思ったりしますね。
こちらは別の角度からとなる新型キックスのフロントフェイス。
LEDヘッドライトとLEDデイタイムランニングライトは切れ長で奥行きがあり、LEDデイタイムランニングライト部分がターンシグナルするような形でウィンカーが点滅するのはとてもスマートだと思います。
あとは足元のアルミホイールがリーフ(Leaf)と同じ17インチというのはちょっと残念かも。
この辺りは開発費を抑える意味でも致し方ないところだったのかもしれません。
そしてこちらはリヤテールランプ。
ブーメラン形状を採用していますが、よくよく見てみると2021年に登場予定となっているフルモデルチェンジ版・新型エクストレイル(New X-Trail)のリヤテールと非常によく似ていますね。
そして最後は”KICKS”のネームバッジ。
新型キックスでは、大きくX(2,759,900円)/Xツートンインテリアエディション(2,869,900円)の2グレードしかラインナップされず、駆動方式も前輪駆動(FF)のみ、パワートレインは排気量1.2L 直列3気筒ハイブリッドシステム(e-POWER)と限られたグレードしか販売されませんが、いつもお世話になっている日産ディーラーの情報によると、2021年の夏頃以降にはガソリンタイプと四輪駆動(4WD)モデルも登場する予定とのことですが、なぜ今回の発売のタイミングにて設定しなかったのかは不明。
あくまでも今回はe-POWERをメインで販売したかったのかもしれませんが、元々の車両本体価格が高額なので、もしかすると日産としてはちょっと苦戦する1年になるかもしれませんね。
ちなみに、以下の関連記事では新型キックスの見積もりをどこよりも早く公開しているので、検討されている方は是非とも参考にしていただけたらと思います。
新型キックス関連記事
Reference:Nissan