レクサス新型ISは本当にビッグマイナーチェンジ?それともフルモデルチェンジ?改めて現行のボディ形状と比較して考えてみた【動画有】

2022-07-07

新型ISは本当にビッグマイナーチェンジ?それともフルモデルチェンジ?

さて、2020年6月12日に突如としてレクサスのビッグマイナーチェンジ版・新型ISに関するプレスリリース情報(6月16日に発表決定)とティーザー映像が公開されましたが、ティーザー映像にて公開されているボディラインが「どう考えてもビッグマイナーチェンジレベルの変更ではない」「今回の新型ISはフルモデルチェンジするんじゃね?」といった問い合わせを多数いただいたため、改めて私なりに今回のティーザー映像にて公開されたものと、現行モデルの比較を行っていきたいと思います。

まさか今回の新型ISに関する記事を公開して、僅か10時間足らずで25万PVにまで到達するとは全く予想しておらず、確かに新型ISに関する記事の注目度は高いとは認識していましたが、ここまで皆さんが注目されているとは…それだけ今回のモデルは期待できる一台なのかもしれませんね。


今回の新型ISのティーザー動画で最も注目されたのはリヤクォーターパネル周り

それでは改めて新型ISのティーザー映像にて公開されたリヤクォーターパネル辺りを見ていきましょう。

こちらが今回の新型ISのリヤクォーターパネル周り。

そしてこちらが現行ISのリヤクォーターパネル周り。

ほとんどの記事では、「現行モデルとそこまで大きな変化はない」という記載がされていますが、よ~く見てみるとリヤドアフレームのガーニッシュが、リヤエンドにかけて下っていく角度が明らかに上向きであることがわかり、リヤドアのパネル形状も現行と全く異なることがわかります。

更に現行モデルのリヤドアパネルからリヤトランクにかけて、IS独自のストレートなプレスラインが確認できると思いますが、そのプレスラインが現行モデルでは確認できないこと、更には2020年8月に生産終了が決定したGSのようなボディラインに見えることも考えると、「GSの系譜を受け継ぐ数少ないセダン」としてリヤセクションの金型もGS風にアレンジ・変更してきてるのではないか?と予想されます。

実はホイールも大きく変更される

その他の変更ポイントとしては、足元のアルミホイールがポリッシュ仕上げのようなデザインを採用していますが、肝心のホイールナットを確認することができません。

これについては、以前レクサスディーラーの担当セールスさんともお話をしていたのですが、今回のビッグマイナーチェンジでは足回りも大幅に強化し、更に剛性向上を図る意味でもF SPORT専用の19インチアルミホイールを装着し、更にはナットでの固定ではなく「ボルト」固定へと変更予定と説明していました。

恐らくレクサスとしては、敢えてホイールナット(ボルト)部分を映さないギリギリのところで撮影しているのだと思いますが、それだけ今回の新型ISにかける想いが強いことがわかります。

ビッグマイナーとは思えない程のサイズアップも

その他リヤテールランプや、リヤトランク部分のプレスラインなど、見れば見る程大幅な変更が施されているがわかりますし、ボディサイズとしても全長4,705mm(現行比+25mm)×全幅1,840mm(現行比+30mm)とサイズアップする予定となっているので、ここまで来ると「そりゃフルモデルチェンジと思われてもおかしくないわ…」と思うのが正直なところ。

ただ、レクサスディーラーに通達として来ている情報としては、フルモデルチェンジではなく「ビッグマイナーチェンジ」であることを考え、もっと言ってしまうと、2017年に登場した新型LSもフルモデルチェンジではなく「ビッグマイナーチェンジ」という扱いで変更されていたことを考えると、新型ISもLSと同じ扱いになることも考えられるかもしれません。

そう考えたら、ビッグマイナーチェンジと言えども、LSのようにプラットフォームや内装も大幅に変更することは十分に考えられるため、今回の新型ISはフルモデルチェンジレベルと考えても間違いではないのかもしれませんね(これで尚のこと買いたくなってきた…)。

【LEXUS IS】

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