ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型ISは欧州市場にて販売しない模様。ちなみにレクサスのテレビCMで最もインパクトを与えてくれたのはISの過激なドリフト動画【動画有】

2022-07-06

やはりセダンは徐々に淘汰されていく運命なのかもしれない

いよいよ2020年6月10日の午前8時にオンラインプレミアされるレクサスのビッグマイナーチェンジ版・新型ISですが、海外の自動車ニュースサイトAutoWeekによると、このモデルが欧州市場では市販化されないとのこと。

原因は様々ですが、主にはSUV/クロスオーバーの売れ行きが好調である一方、セダンの人気が大幅に低迷していることが原因と言われています。

今回私もビッグマイナーチェンジ版・新型ISには注目していて、既にいつもお世話になっているレクサスディーラーには前向きに検討している旨を伝えているので、あとは価格帯や納期、デザインが気に入ればすぐに契約したいと考えています。

気になる日本市場向け新型ISの今後のスケジュールは?

なお日本市場での発売時期についてですが、今のところ2020年秋ごろに発表・発売予定となっているものの、価格配信日とオーダー開始時期、そして現行モデルの最終オーダー受付けは以下の通りとなっています。

・現行モデル最終オーダー受付け日:2020年6月14日(日)
・新型ISの価格配信日:2020年7月30日(木)
・新型ISの先行オーダー受付け開始日:2020年8月27日(木)

上のスケジュールは、メーカーからレクサスディーラーへと配信された公式情報になるため、予想ではありません。


北米市場ではラグジュアリーグレードのIS500がラインナップされる予定

今回のビッグマイナーチェンジにより、フロント・リヤデザインはもちろんのこと、インテリアの機能性や電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドの標準装備化等、大幅な商品力の向上が図られることになり、更に北米市場では排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載するIS500が追加ラインナップされる予定となっています。

以前ラインナップされていたハイパフォーマンスグレードIS Fとは異なり、あくまでもラグジュアリーを優先した最上位グレードとなりますが、こちらは日本市場では販売されることなく、現行モデル同様にIS300(排気量2.0L 直列4気筒ターボ)/IS300h(排気量2.4L 直列4気筒ハイブリッド)/IS350(排気量3.5L V型6気筒)がラインナップされる予定となっています。

レクサスというブランドを更に確立させ、強烈なインパクトを残したテレビCMも現行ISだった

少し話は逸れるかもしれませんが、個人的にレクサスのテレビCMで最も衝撃的だったのが、2013年に3代目としてフルモデルチェンジを果たし、本格的にレクサスの象徴でもあるスピンドルグリルを採用したIS初期型のアクションCM。

レクサスのテレビCMの基本コンセプトには「走り」が必ず備わっていて、グリップ・ハンドリング性能、更にはドリフトといった過激な走りを車種のスタイリングや駆動方式をベースにさりげなく披露しているのもポイント。

特にISの場合は後輪駆動(FR)プラットフォームを採用しているので、コンパクト且つキレのある走りとドリフトを披露し、最後にはスリップな路面とサンドの上でスライドしながらシャッタースイッチを踏んでセルフ撮影するというテクニカルなアクション動画となっています。

個人的には、今でもこれ以上のインパクトを超えるクルマのテレビCMには出会っていないように思います。

そしてこちらはレクサスの認知度を更に高めた初期型NXのテレビCM。

こちらもSUV本来の走りを活かすためにオフロード走行した後、泡だらけの路面にて洗車 兼 ドリフトというさりげない”走りの質の高さ”を披露しています。

こちらもかなりのインパクトを与え、今ではレクサスのラインナップでは圧倒的な人気を誇っていますし、改めてテレビCMの効果というのは非常に大きいものだと感じた瞬間でもあります。

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Reference:motor1.com