ホンダ大丈夫か?!リコールで燃料ポンプを交換してからガソリン給油したら全部漏れてしまった件→再度ディーラーにて調査することに

2020-06-22

ところでシビック・タイプRのリコール内容はどういったものだったのか?

なお、今回のシビック・タイプRが対象となったリコール内容とは、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって燃料により膨潤して変形することがあるとのこと。

そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあるとしてリコールを届け出ているとのことですが、低圧燃料ポンプを対策品と交換する際に、何らかの作業ミスもしくは対策品に不具合があるかもしれず、燃料漏れを引き起こす原因が新たに生まれてしまった恐れもあるかもしれませんね。

これによる事故は発生していないものの、不具合は既に64件発生しており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[シビック・ハッチバック]
・DBA-FK7/FK7-1010686~FK7-1013145/平成 30 年 8 月 21 日~平成 30 年 12 月 5 日/2,460台

・DBA-FK7/FK7-1100001~FK7-1102010/平成 30 年 12 月 7 日~平成 31 年 3 月 15 日/2,010台

[シビック・タイプR]
・DBA-FK8/FK8-1101369~FK8-1102374/平成 30 年 8 月 23 日~平成 30 年 12 月 4 日/826台

・DBA-FK8/FK8-1200001~FK8-1202276/平成 30 年 12 月 7 日~令和元年 9 月 13 日/2,276台

いずれにしても、リコール措置直後にこのようなトラブルが発生するということは、今回のシビック・タイプRに限らず、他の対象モデルでも発生するかもしれないということを考えると、再リコールを届け出ることも一つの視野として考えなければならないかもしれませんね。


ホンダの燃料タンクは想像以上に”小さい”

あと個人的にちょっと驚いたのがシビック・タイプRの燃料タンク容量。

以下のツイート内容にもある通り、シビック・タイプRのタンク容量は50Lも無く、僅か46Lしか給油できないようになっているんですね。

タイプRの燃費は、JC08モードで12.8km/Lとなっているものの、おそらく実質的な燃費は70%ほどの9km/Lぐらいだと思われ、これを燃料タンク容量に換算すると満タン法で412kmぐらいしか走行できない計算に。

もちろん、これはシビック・タイプRに限った話ではなく、ホンダ車の多くが燃料タンクを小さくしている傾向にあり、クラリティPHEVに関しては僅か26Lしかなく、N-BOX(FF)の27Lよりも更に小さいことがわかります。

☆★☆関連記事5選はコチラ!☆★☆