ホンダ・シビック・タイプRのリコールで燃料ポンプ交換後ガソリンが全漏れ→原因はディーラー整備士による締め付け不足だった模様

原因はホンダディーラーの整備士による締め付けトルク不足だった

今回のトラブルについて、ホンダディーラーにて調査が進められた結果、どうやら燃料ポンプのキャップを締付け固定する際のトルク不足が影響していたそうです。

具体的な情報は伏せているとのことですが、この問題が大きく展開されればディーラー側に大きな責任が問われるとのこと(命に関わる問題なので当然と言えば当然)。

なお、今回このモデルを含めたリコール対象車種は以下の通りとなりますが、これらのモデルに限らず、特に燃料ポンプ関係のリコール対応を行った車種は一度最寄りのディーラーにて、”念のため”締め付けに問題がないかどうかを確認して頂いた方が良いかもしれませんね(万が一のことがあってからでは遅い)。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[シビック・ハッチバック]
・DBA-FK7/FK7-1010686~FK7-1013145/平成 30 年 8 月 21 日~平成 30 年 12 月 5 日/2,460台

・DBA-FK7/FK7-1100001~FK7-1102010/平成 30 年 12 月 7 日~平成 31 年 3 月 15 日/2,010台

[シビック・タイプR]
・DBA-FK8/FK8-1101369~FK8-1102374/平成 30 年 8 月 23 日~平成 30 年 12 月 4 日/826台

・DBA-FK8/FK8-1200001~FK8-1202276/平成 30 年 12 月 7 日~令和元年 9 月 13 日/2,276台


燃料漏れが発生したのは今回の件だけではないようだ

実は以前、このブログを公開した際に読者の方々から多数の問い合わせがあったのですが、その中で同様のオイル漏れが発生した方からの連絡で、整備士側が「Oリング」を装着しないでそのまま作業を終えたとの情報も入っているので(大事にはならず、すぐにOリングを通したとは言っていましたが…)、今一度燃料ポンプ関係などでリコール処置を受けた方は、一度ディーラーに相談して見て、トルク確認などを行って頂いた方が良いかもしれませんね。

このほかにも、オイルが漏れた場合は揮発することはもちろんのこと、滞留することも十分考えられ、特にひざ下あたりの見えないところで滞留するともなれば、何れ自身に大きな災害が発生することも考えられますからね…いかにして今回の問題が重大であるかをしっかりと周知していくと同時にホンダディーラーに関わらず、どの自動車ディーラーにおいても今一度全ての人々の命を預かっていること、命の危険性を十分に理解して取り組んでほしいところです。

☆★☆関連記事5選はコチラ!☆★☆