マセラティが新型MC20にも搭載する自社製新世代エンジン「ネットゥーノ(Nettuno)」を世界初公開!ドライサンプV6ツインターボで630馬力発揮へ【動画有】

マセラティの新世代エンジンはかなり期待が高まる一方、懸念されるポイントも…?

何ともスペックを見るだけでもゾクゾクしてきますが、このF1から派生した記念すべきエンジンが新世代MC20に搭載されるわけですから、まさに公道を走行するレーシングカーとして注目を受けることは間違いないでしょうし、マセラティとしても絶対に失敗は許されない一台と思われます。

なおネットゥーノのエンジン出力は630hpですが、最大トルクは730Nm/3,000rpm~5,500rpmとかなりトルクフル。

ちなみに点火順序としては1-6-3-4-2-5で、1リッター辺り210hpの出力比を誇ります。

個人的には結構注目している今回の自社製エンジンと新型MC20ですが、問題なのは「フェラーリブランドを失ったマセラティが本当に売れるのか?」というところで、同じイタリア製ブランドとは言いながらも、フェラーリ/ランボルギーニのように特別高い価値を持っているわけではないので、仮にスーパーカー/スポーツカーを導入して本当に購入するユーザーが多く存在するのか?は気になるところですね。


マセラティの今後のロードマップスケジュールはこうなっている(あくまで予定)

マセラティは今後、このエンジンをMC20以外にも次期スポーツモデル(最大出力542hp)やSUV(最大出力523hp)でも積極的に採用していく考えを示しており、MC20に続くネットゥーノ搭載モデルは、2021年モデルの新型レヴァンテとなる可能性も高そうです。

なおマセラティの今後のプロダクトロードマップをおさらいしてみると、新型ギブリ(Ghibli)/クアトロポルテ(Quattroporte)/レヴァンテ(Levante)が2020年湖畔に登場予定で、2021年にはフルモデルチェンジ版・新型グラントゥーリズモ(Gran Turismo)、そしてレヴァンテとは異なる新世代SUVモデルが登場する予定となっています。

2022年には、グランカブリオ(GranCabrio)/クアトロポルテの後継モデルが登場予定で、2023年には次期レヴァンテが登場予定となっています。

【MASERATI NETTUNO engine】

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Reference:motor1.com