これどこかで…高速道路のトンネル内にてトヨタ86を停車させてインスタ映えを狙うも大炎上…一歩間違えたら追突事故で大変なことに

2022-10-10

自身の命や周りの迷惑よりもトヨタ86のインスタ映えを優先

インスタグラムにて、@yomickey_86(現在はアカウントを非公開)というユーザーが、高速道路(おそらく首都高)のトンネル内にてトヨタ86GT”Limited”(ナンバーは熊谷341 ひ 220)を停車させてインスタ映えを狙った撮影が問題となり大炎上しています。

86GT”Limited”に乗る女性ドライバーは「一瞬の試み」という文章を残して非常に危険な撮影を行っているのがわかります。

上の画像を見てもわかりますが、トンネル内のカーブの先となっているので、仮に後続車が居ないタイミングで撮影したとはいえ、撮影中に後続車が迫ってきたら間違いなくブレーキは間に合わずに追突事故を引き起こす危険な行為となります(しかも左側車線なので追突してくる可能性は限りなく高く避けるのも困難)。


高速道路上での駐停車は違反行為になる

なお高速道路上での駐停車は道路交通法により原則禁止となっていて、以下の理由が無い限り違反行為(3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金)となるので要注意。

・危険防止などのため一時停止するとき

・故障などのため十分な幅のある路肩や路側帯にやむを得ず駐停車するとき

・パーキングエリアで駐停車したり、料金の支払いなどのため停車するとき

危険行為に対して注意するも、その回答は危機意識ゼロ

今回のインスタグラム投稿において、中には「危ない」と注意喚起を促してくれるユーザーもいらっしゃいますが、これに対してyomickey_86さんは「ちゃんと車が来ないことを確認して撮ってます」と返事しているため、車が来る来ないの次元の話ではないことを改めて理解する必要がありそう。

女性ドライバーの方も、29歳で子供を持つ立場であることから、このような危険行為で自身の命を無駄にし、大事な子供を置き去りにすることは非常に無責任なことですからね…今一度自分の公道には責任をもって欲しいところです。

上のツイート内容でも確認できる通り、撮影ポイントとしては首都高速道路・さいたま新都心線トンネル出口手前だと思われますが、これに対して86を撮影していた女性本人がメッセージを投稿。

夜分遅くに失礼します。親切な方があなたのインスタを教えてくれました。

私も投稿は消しましたが、あれは高速ではないんです。

誤解を招くのでツイート消して頂けますか?

宜しくお願いします。

この内容も公開され更に炎上し取り返しのつかないことになっていますね。。

一時期大きな話題となった高速道路等を封鎖しての危険撮影

高速道路を封鎖しての撮影といえば、2016年7月末に関西国際空港からの帰り道にて、阪神高速道路(厳密には関空連絡橋)を完全封鎖して記念撮影をするトヨタ・プリウス集団も存在していましたね。

時間帯的には、高速道路も空いていたということで並列駐車をしたり、進行方向とは逆向きにプリウスを停めてみたりと、とにかくやりたい放題。

幸い、事故などの情報は入っていませんが、少なくともこういった行為をされたことにより他の通行車は間違いなく迷惑であったと考えますし、下手したら死を招く事故が発生していたかもしれません。

そして、こういった自分勝手な撮影会を行ったことで、阪神高速道路が一時通行止めとなったことは言うまでもありません。

こちらも一時期話題となった、山口県下関市豊北町大字角島の日本海上にある角島へ向かう「角島大橋」にて、トヨタ・プリウスが2車線を完全封鎖→記念としてツイッターにて投稿していましたが、これが大炎上してしまう事態に(ちなみにこの画像をツイートしたアカウントはコチラ)。

既にツイートは削除されていて画像が差し替えられていますが、この画像は瞬く間に拡散されてしまっているため、取り返しがつかない状態になっていますね。

世界的に話題となったスーパーカーツーリングでのとんでもないトラブル

そしてこちらも世界的に大きな話題となった2020年2月22日に行われたツーリングで、先頭の過激カスタムが行われたフェラーリ488GTB(Ferrari 488GTB)を筆頭に、488ピスタ(Pista)やランボルギーニ・アヴェンタドール(Lamborghini Aventador)/ウラカン(Huracan)、マクラーレン570S/600LT/720S等といった有名なスーパーカー達が、ツーリングの合間に行ったものだそうで一切高速道路での使用許可を得ることなく突発的に行ったものだそう。

後続を見ていくと、高速道路上にてドアを開けてインスタ映えを狙った撮影が行われていますが、この後ろにはもちろん、スーパーカーツーリングのメンバーとは一切関係ない車両たちが存在するわけで、非常に危険な行為ともいえます。

なかにはこんな感じで、オープンルーフにした状態で助手席から立って撮影する行為も。

そしてその後ろには、何も関係ない一般車両達の渋滞に。

非常に便利な高速道路ということもあって、一日あたりに利用する車両も非常に多いにも関わらず、このように周りのことを考えずに”自分さえ良ければ良い”という考えを持っているのが非常に残念。

「スーパーカーだから何をしても良い」「スーパーカーだから許される」といった考えは間違いで、公道を走行する上ではスーパーカーであっても大衆車であっても、軽自動車であっても皆同じ乗り物の一つでしかありません。

なお、地元警察は今回の問題について十分把握しているそうで、目撃情報やドライブレコーダー、Youtubeにてアップされている動画を基に調査を進められたそうです。

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