なぜ日本に?!トヨタRAV4の兄貴分となるフルモデルチェンジ版・新型ハイランダーを国内最速インプレッション。新型ハリアーよりもデカい外観を見ていこう【動画有】

2020-07-12

とにかくデカい!新型ハイランダーのエクステリアをインプレッションしていこう

早速新型ハイランダーのエクステリアをチェックしていきましょう。

新型RAV4のフロントマスクをベースにしつつ、トヨタのアイデンティティでもあるキーンルックグリルの大口化、そしてシュッと引き締まったフロントヘッドライトはトヨタSUVの長男なだけあって、かなり武骨な印象を受けますね。

オフロード感もありますが、新型ハリアーのようなプレミアム感も上手く両立していますし、意外とランドクルーザー・プラド(Land Cruiser Prado)/ランドクルーザー200(Land Cruiser 200)と良い勝負をするのではないか?と思ったりもします。

元々は保守的なイメージが大きかったハイランダーですが、フロントデザインの一新と、TNGA-K(Toyota New Global Architecture-K)プラットフォームの採用により、一気に質感が向上しているようにも感じられます。

新型ハリアーがコンパクトに見えてしまうほどの存在感

少し角度を変えてみるとこんな感じ。

隣に並んでいる新型ハリアーよりもダイナミックで、スレートグレーメタリックとはまた異なる水色に近いボディカラーも個性的で中々に良きかなと。

サイドからみた全長もとにかくロング。

3列シートSUVということもあり、リヤオーバーハングはかなり長めに設定され、3列目のスペースを大きく確保していることがわかります(フロントドアサイドからリヤフェンダーにかけてのキャラクターラインも独特で美しい…)。

トップルーフもほぼほぼフラットですし、クーペSUVとは異なって天井の高さを均一にして圧迫感を無くしているのではないかと思いますし、スタイリングはもちろんんのことしっかりと実用性を考慮しています。

そして足回りのフェンダーモール(プロテクタパーツ)も最小限に抑えられ、チープ感を感じさせない工夫が施されていますね。

ちなみに新型ハイランダーのボディサイズは、全長4,889mm×全幅1,925mm×全高1,729mmと大きく、新型ハリアーの全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmよりも圧倒的なサイズ感であることがわかります。


ホイールデザインは新型ハリアーにも意匠継承されている

足もとのアルミホイールはこんな感じ。

新型ハリアーのZグレード以上にて標準装備される19インチ高輝度シルバーホイールに似たデザインですが、新型ハイランダーには20インチ・マルチスポークタイプのアルミホイール(タイヤ規格は235/55R20)を装着。

グレードによっては18インチもしくは20インチの選択が可能になっていますが、個人的には上の20インチのマルチスポークタイプで十分ではないかと思います(これより小さくなるとダイナミックさに欠けてしまう)。

リヤもワイドでダイナミックに

こちらはリヤデザイン。

リヤテールランプの形状がどことなくレクサスNXに似ているような気もしますが…ちなみにリヤウィンカーは両サイドの端っこが点滅するタイプになっているためシーケンシャルではありません。

ルーフスポイラーのラインも非常に独特で、新型ハリアーとも大きく異なる重厚感。

これが日本の国道にて走行していたら、新型ハリアーよりも注目してしまうかも?

気になるエンジンや価格帯は?新型ハリアー同様に残念なポイントも…

ちなみにフロントボンネットはダンパー式ではなく、なぜかつっかえ棒式というチープ感。

80系の新型ハリアーでもそうでしたが、なぜか先代のダンパー式からつっかえ棒式へとダウングレードするところは良く理解できず、もう少しトヨタも頑張ってほしかったところ。

ちなみにパワートレインは、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力295hp/最大トルク357Nmを発揮、パフォーマンスとしては、最大2,268kgまでのけん引力を発揮するとのこと。

そして新型ハイランダーはもう一つグレードが存在していて、ガソリンモデル以外にも排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モータを搭載したハイブリッドエンジンを採用し、システム総出力240hpを発揮します。

気になる価格帯についてですが、エントリーグレードで約378万円~、LEグレードで約402万円~、リミテッドグレードで約477万円~、プラチナムグレードで約512万円~の販売となっています。

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