ホンダが2ドアハイブリッドクーペCR-Zを北米にて商標申請していたことが明らかに。新型スポーツハイブリッドのエントリーモデルとしての登場も期待

なぜこのタイミングでCR-Zの商標申請?

ホンダが現在ラインナップするハイブリッドスポーツモデルといえば、NSXが最も有名だと思いますが、このモデルが登場する以前にランナップされていたハイブリッドスポーツモデルがCR-Zでした。

現在は販売終了となっていますが、何とこのモデルの名称が、2020年7月29日に米国特許商標庁にて商標申請されていたことが明らかとなりました。


USPTOにて商標申請されたCR-Zを見ていこう

こちらがCR-Zの商標申請データ。

一般的に考えれば、自動車メーカーとしてモデル名を保護するために申請したものだと考えられるのですが、よくよく考えてみると北米におけるCR-Zの商標は2017年6月30日に失効しているんですね(ほかの国際商標データーベースで検索しても申請されていなかった)。

モデル名の失効から3年以上も期間が空いて(この時点で名称保護が施されていない)、書類提出・申請するというのもちょっと気がかりではありますが、もしかすると北米場向けなのか、それとも日本でも新型CR-Zとして販売されることも考えられるかもしれません。

ホンダディーラーでも新型CR-Zに関する情報は入っていない

現時点では新型CR-Zに関する情報は何も展開されておらず、いつもお世話になっているホンダディーラーでもCR-Zに関する進展は何もないため、仮に新型が登場するのであれば、まだまだ先の話になると思います。

もしも新型CR-Zが登場するのであれば、パワートレインは排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+電気モーターを組み合わせたe-HEVハイブリッドシステムを採用する可能性が高く、安全装備も充実した一台になることは間違いないでしょうね。

北米市場ではホンダのラインナップが一気にスリム化している

インテリアに関しても、スポーティなレイアウトでありながら、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能を持たせることで商品力を向上させ、さらに2ドアスポーツクーペならではとなるパドルシフトの装備に期待したいところです。

ホンダは現在、北米市場向けにて販売しているフィット(FIT)/シビック・クーペ(Civic Coupe)、そしてマニュアルギアボックスを搭載するアコード(Accord)のラインナップを2021年から除外することが決定していて、今後北米市場向けのラインナップをスリム化していく流れとなりますが、これら3車種を排除する代わりとして、今回商標申請した新型CR-Z?が新たに仲間入りを果たす可能性も十分に考えられるのではないかと思います。

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Reference:USPTO, motor1.com