テスラ「モデルS/モデルX」が遂にアップグレードソフトをリリース。0-100km/hは1.2秒短縮、「モデルX」は7シータに

2020-05-26

テスラのエントリーモデルとなる「モデル3」が今月の7月28日にデリバリーされる記事を公開しましたが、それに合わせて「モデルS/モデルX」専用のアップグレードソフトウェアも販売することが判明。

一部の詳細ではありますが、今回のアップグレードにおいては、ハードウェアの更新も必要となるため、「モデルS/モデルX」の最新モデル(年式の新しいモノ)が対象となっているとのこと。


今回の、ソフトウェアアップデートでは、パフォーマンスの向上を図るために、「P100D」以外のグレードに関して「モデルS」の0-100km/hの加速時間を5.5秒→4.3秒に、「モデルS 75D」は5.2秒→4.2秒と大幅に短縮されてます。但し、「モデルS P100D」は0.1秒速い4.1秒に短縮と微小ではあるものの、僅かな改善となります。

それに合わせて「モデルX」も”75D”は6.1秒→4.9秒と大幅な短縮となる一方、”X100D”に関しては5.2秒→4.7秒と0.5秒の短縮となります。

なお、今回のアップグレードに加えて、「モデルX」においては追加オプションとして、約36万円にて5シータから7シータに拡張することも可能であるとのことです。

Reference:CARSCOOPS

関連記事:テスラ「モデル3」初のデリバリーは7月28日。最初の30台は特別な式典を行う模様

テスラのエントリーモデルである「モデル3」初のデリバリーが遂にTwitterにて発表。
テスラCEOのイーロン・マスク氏が、初デリバリーは7月28日であることを明かし、それと同時に最初に納車される30台については、テスラから特別な式典を行うことを発表しました。

今回の「モデル3」のデリバリーは、当初のスケジュールよりも2週間早くなったとして、量産モデルとして生産していくうえで懸念される規制条件を簡単にクリアしたとのこと。
なお、次のロットのデリバリーについても、量産の立上りが非常に早かったとのことから、3か月以上早くオーナーの元へ配達することが可能になる模様。

テスラ「モデル3」の今後の生産予定台数は、8月に100台、9月に1,500台を計画しており、12月の月には販売台数2万台に到達する可能性があるのだとか。
ちなみに、「モデル3」の車両本体価格は約420万円で、既に50万人以上がオーダー済み。
スペックとしては、0-100km/hの加速時間は5.6秒で、航続可能距離は約350kmと公表しています。