ARESデザインが見た目はフェラーリ「412」、エンジンは「GTC4ルッソ」をベースのオリジナルモデルを開発

2020-05-26

イタリアのコーチビルダーであるARESデザインは先日、欧州メーカであるデ・トマソ「パンテーラ」の復活モデル「プロジェクト・パンサー・プロトタイプ」を世界初公開しましたが、今度はフェラーリ「412」のスタイリングをベースに、「GTC4ルッソ」のV12エンジンをドッキングした新たなオリジナルモデルを開発していることが判明。

このモデルは、プロジェクトポニーとモデルナベース・チューナとの共同開発にて生み出されたもので、2+2シータを備え、パワートレインは排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力690ps、最大トルク697Nmを発揮。
パフォーマンスとして、0-100km/hの加速時間は3.4秒、最高時速は335km/hにまで到達します。駆動方式は、四輪駆動と四輪操舵を搭載。

スタイリングとしては、やはり「412」のレトロな雰囲気を持ち、フロントヘッドライトは、旧モデルならではの開閉式となるリトラクタブル・ヘッドライトを採用。
その他にも、カーボンファイバパーツを多く流用し、ベントフード、スター形状のアルミホイール、カーボンブレーキ、イエローブレーキキャリパ等、まさしく新旧を融合させた新たな一台となっています。


リヤデザインにおいても、現代チックな二眼のリヤテールランプや両サイド2本出しマフラを搭載するも、スタイリングやフレームは「412」を上手く踏襲していますね。

インテリアは、ほぼ現代風にアレンジ。
ステアリング周りにエンジンスタート等のスイッチ類を集約し、センターコンソールはシンプルにまとめ上げていますね。
なお、価格帯については「GTC4ルッソ」よりも2倍以上となる約9,800万円からとなる予定で、現時点での販売台数や販売時期については不明となっています。
(先日発表された、デ・トマソ「パンテーラ」の復活モデル「プロジェクト・パンサー」も約1億円と非常に高額)

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Reference:autoevolution