メルセデスベンツAMGの4ドアモデルは「GTセダン」ではなくて「GTクーペ」?「CLS63」の置き換えモデルに

2020-05-26

来月より開催となるスイス・ジュネーブモーターショー2018にて、メルセデスベンツAMG「GTクーペ」の派生モデルとなる4ドアセダンの「GTセダン」でしたが、この個体の名称が2ドアクーペタイプの「GTクーペ」と全く同じモデル名になるといわれています。
2ドアクーペと4ドアセダンとの棲み分けが分りにくくなってしまう「GTクーペ」ですが、今回公開されているイメージ画像では、風洞試験風景を公開しており、クーペ並みの流線形を描くスタイリングに、空力特性を生かしたデザインであることを大きくアピールしています。


このモデルは、これまでの数か月間で幾度となくスパイショットされていて、現行モデルとなる「CLS63」の置換えになることが確定しています(2ドアクーペタイプは「SLS」の後継)。

なお、4ドアセダンモデルのパワートレインは、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、正確な出力値は不明ながらも、将来的にはプラグインハイブリッド(PHV)搭載車両となり最高出力800ps以上を発揮するとの噂が浮上しています。
但し、純粋な100%ガソリンエンジンモデルについては、そこまで出力値は高くないものと思われます。
世界デビューは、来月のジュネーブモーターショー2018となりますが、公式発売は今年年末の予定となっています。

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Reference:motor1.com

開発車両が既に市販モデル並みにカッコいい4ドアモデルの「GT」
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メルセデスベンツのハイパフォーマンスブランドであるAMGより、上位グレード「GT」のセダンタイプと思われる開発車両をドイツにてキャッチ。
最新のプロトタイプモデルと思われる今回の「GTセダン」ですが、何とも不思議なキャンディレッドのカラーラッピングにてカモフラージュしていますが、もはやこのカラーデザインをラインナップに加えて市販化しても良いレベル。

今回目撃されている個体のスタイリングを確認していくと、昨年開催のスイス・ジュネーブモーターショー2017にて公開された「GTコンセプト」に非常に近いスタイリングとなっていて、コンセプトをそのまま市販に寄せていくというグッドな流れではありますね。

未だ正式な名称は決定していないものの、以前から噂されていた「GT4モニカ」は除外されている模様。
パワートレインについては、AMGでもお馴染みの排気量4.0L V型8気筒ツインターボチャージャーを搭載し、最高出力500ps以上となる可能性が高いといわれています。
なお、このモデルのトップレンジには、「GTコンセプト」にプレビューされたV8ツインターボ+電気モータのハイブリッドモデルも登場する可能性があるとして、これについては最高出力800psを超えてくるかもしれません。