フェラーリ「ポルトフィーノ」のオプション10選。どれも高すぎると話題に【前篇】

2020-05-26

フェラーリのエントリーモデルとなる「ポルトフィーノ」。
前モデル「カリフォルニアT」の後継モデルとして登場し、2+2シータを搭載する実用性を考慮したスポーツモデルで、愛着の持てるフロントフェイスは女性からの支持もかなり大きい模様。車両本体価格は2,530万円となっています。

「ポルトフィーノ」のパワートレインは排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力600ps、最大トルク760Nmを発揮。
0-100km/hの加速時間は3.5秒で、最高時速は320km/h、おまけに車体重量は「カリフォルニアT」よりも80kg軽量化した1,545kgとなっています。
※「ポルトフィーノ(Protofino)」という名前は、イタリアの漁村を指す地名になります。

関連記事:フェラーリ「ポルトフィーノ」のオプション10選。カップホルダーで約30万円だと?!【後篇】(2018/3/27投稿)


そんなエントリーモデル「ポルトフィーノ」のオプションリストが一部公開されており、その一つ一つの価格があまりにも高すぎると話題に。
スーパーカーオプションについては、以前にも公開した通り、フェラーリに限らずランボルギーニやマクラーレン等もとにかく高価。
「何でブレーキキャリパカバーの色変えるだけで+10万円やねん!」っと突っ込みたくなる高額っぷりですが、そこもまたスーパーカーの大きな特徴なのかもしれません。
今回は「ポルトフィーノ」のオプションリスト10選の前篇を公開していきたいと思います。

①Various Front Grilles:約19万円
「ポルトフィーノ」のフロントグリルは全部で3種類存在。
例えば、グリルのエッジに光沢のあるクロムやダークブラッククロム、そして全体をブラックのいずれかを選択することが可能となっています。
そこまで大きく変化するわけではないのですが、どうせなら標準のままにしておきたいところ。

②消火器:約12万円
「フェラーリ=燃える?」のイメージが定着しているのかは不明ですが、とりあえず必須アイテムとなりそうなオプション。
それにしても…消火器のオプションに12万円はかなり高額と言えますね。
ポルシェ「911GT2RS」もオプションにて消火器を提供していますが、こちらの費用は約15,000円と良心的。
ちなみに、インターネット通販サイト・アマゾンではフェラーリにも取付け可能な金具がパッケージングされた消火器セットが約6,000円にて販売されています。

③フロントフェイス・パーキングカメラ:約68万円
「ポルトフィーノ」には、アメリカの自動車規制の関係上、リヤカメラが標準にて装備されています。
しかし、フロントには搭載されておらず、これを追加するとなると更に68万円が必要となります。
正面から駐車する人向けに設定されるこちらのオプションですが、やはり前方が見えないという問題が多くあるみたいですね(フロントからガリッ!みたいな)。それにしても高い…

④スモーキングキット:約9万円
これも中々に高額ですね…
アメリカでは、あまりスモーキングキットを推奨しておらず、ディーラによってはもう少し価格を引き上げているとの噂も。
アメリカ疾病対策センターの調べによれば、アメリカ成人の42.4%が喫煙者で、一応これでも1965年から2016年には15.5%減少しているみたいです。

⑤塗装ブレーキキャリパー:約17万円
これは定番オプションですね。フェラーリはここで利益を上げている可能性が高そう。
ブラックのブレーキキャリパは標準なのですが、それ以外のグロスブラックやブルー、シルバーストーングレー、ゴールド、レッド、ロッソスクーデリア、イエローといったカラーは全て約17万円の追加費用が発生します。
ちなみに、ランボルギーニの標準カラーはシルバーとなっています。

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Reference:motor1.com