究極の変態スーパーカー。イタリアにて、アポロ「IE(Intensa Emozione)」が登場【動画有】

2020-05-26

イタリア・ブレシアにて、究極の変態スーパーカー・アポロ「IE(Intensa Emozione)/インテンサ・イマジオーネ」が登場。
世間では、ハイブリッドや100%電気自動車モデルをラインナップしていく中、「IE」は排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載するノンハイブリッドモデルで、最高出力780ps、最大トルク760Nmを発揮します。
トランスミッションには、Hewlandの6速シーケンシャルユニットを搭載しており、これは市販のデュアルクラッチギヤボックスよりも軽量で交換可能なギヤ比を備えています。また、走行モードには”ウェットモード”、”スポーツモード”、”トラックモード”の3種類を搭載。

今回登場している「IE」は、香港→ドイツ・ジュネーブにてテスト走行・パレードランされたプロダクションモデルと思いますが、イタリアのイベントにて特別に出展された一台となっています。


イベントにて登場したアポロ「IE」がコチラ。
ジュネーブのときもそうでしたが、あまりにも過激すぎる見た目と派手さはまさに変態的。
パガーニ「ウアイラ」やケーニグセグ「レゲーラ」を圧倒する存在感ですね。

リヤデザインの「IE」はコチラ。
ゲームの世界に登場しそうな超巨大リヤウィングとトライデントのようなトリプルエキゾーストパイプがかなり印象的。
こういったデザインであれば激しくアフターファイヤしてほしいマジで。

こちらは「IE」のインテリア。
真円形でも楕円形でもないレーシングスタイルのステアリングにやたらとボタンが集約しています(ニュートラルやリバースといった各種操作類も全てステアリング内に配置されている模様)
もちろんステアリングにはしっかりとカーボンファイバを採用しています。

ステアリング後ろはゴールド製のパドルシフトが装備されていますね。
この辺りもまさに非現実的なデザインですね。

ちなみに、「IE」にはカーボンファイバシャシーが設定されるとのことですが、こちらは有償オプションとなっています。
標準ではアルミを用いた軽量素材のモノコックシャシーを採用し、フロントとリヤのサブフレームが組み込まれています。
プッシュロッドのフロント・リヤサスペンションには、Bilsteinのアダプティブダンパーを装備し、アンチロールバーも調整可能となっています。

なお、エンジン始動ボタンは「マクラーレン・セナ」と同様に上部に設けられています。
レーシングモデルをイメージしたインテリアなだけに、その造りもスパルタンである一方で、非常に美しくまとめられていますね。
世界限定10台のみとなる「IE」ですが、日本に納車されるのか非常に気になるところです。

【Apollo IE Hypercar Start Up, HUGE Revs & Moving! – INSANE 6.3 V12 SOUND!】

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Reference:CARSCOOPS