学生が考えたデザイン。ランボルギーニの近未来型モデル「Pura(プーラ)SV」が公開

2020-05-26

時代が進むにつれて洗練されたデザインを提供するランボルギーニ。
現在のラインナップにある「アヴェンタドール/ウラカン/ウルス」もまた、フェラーリやマクラーレン等とは異なる攻撃的で男性的な要素を備えた特別なデザインを持ちます。
今回ランボルギーニより公開した画像は、学生兼デザイナーであるフェルナンド・パストレ・フェルターニ氏が作成した、フラッグシップモデル「アヴェンタドールSV」をベースとする近未来型スーパーカー・レンダリング「Pura(プーラ)SV」が公開されています。


今回公開されているレンダリングは、これまでランボルギーニが設計してきたデザインを多く採用しており、特にフロントフェイスのような鋭いデザインに、滑らか且つ流線形を描いたクーペスタイルは、近未来的でありながらも「ムルシエラゴSV/アヴェンタドールSV」といった限定フラッグシップモデルを大きく取り入れています。

サイドから見てみると、極端な凹凸を見せるような角張った印象はなく、フロントボンネットからリヤハッチにかけての一筆描きのような美しいラインが印象的。
ドアサイドパネル下には、”SV”ロゴステッカーないしはペイント処理が施されています。
※”SV”・・・Super Veloceはイタリア語で「かなり速い」を意味

リヤデザインはかなり攻撃的で、大型リヤディフューザーは「ウラカン・ペルフォルマンテ」のような奥行きを付けたスリットが入っています。
かなり見づらいですが、デュアルエキゾーストチップが両サイドにインストールされ、それに加えて大型ダクトも設けられています。
リヤテールランプやスポイラーは格納式ですが、これもまた近未来的なデザインでありながらも、「アヴェンタドール」のデザインを上手く踏襲しています。

パワートレインについては言及していませんが、「テルッツォ・ミッレニオ」に似た100%エレクトリックモデルないしはハイブリッドエンジンを搭載すると予想。
ランボルギーニは、少なくとも2026年にはバッテリ駆動モデルを導入する予定なので、このレンダリングモデルに近いものが将来的に登場する可能性が有りそうですね。

ちなみに、「Pura」はイタリア語で”純粋”を意味しており、英語の”Pure”と同じ。「テルッツォ・ミッレニオ」同様に、コンセプトモデルやレンダリングデザインでは、闘牛の名称を取入れないことがほとんどなので、この辺りの統一性もランボルギーニらしいところ。

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Reference:motor1.com