特別なオーナーだけが購入可能なフェラーリ「488ピスタ”Piloti Ferrari”」。全4色のボディカラーが公開

2020-05-26

「488ピスタ”Piloti Ferrai”」のボディカラー全4色が遂に公開

先日、フェラーリのテーラー・メイド・プログラムの中で最新ともいえる特別仕様の「488ピスタ”Piloti Ferrai”」がデビューし、ボディカラーは”Argent Nurburgring(シルバー系)”や”Nero Daytona(ブラック系)”、Blu Tour De France(ブルー系)、そして伝統的ともいえるRosso Corsa(レッド系)の4色のオプションカラーから選択が可能とお伝えしていましたが、その全4色のイメージデザインが、遂にフェラーリからオフィシャル公開されました。

ちなみに、特別仕様の「488ピスタ」は、フェラーリのレースカープログラム(「FXX/FXX K」といったレーシングモデルを所有するような最重要顧客が対象)に参加していない限り、オーダーすることができないスペシャルエディションとなります。

まずは定番の”ロッソ・コルサ”(レッド系)

まずはフェラーリの定番カラーでもあるレッド系の”ロッソ・コルサ”。
フェラーリらしい上品なレッドカラーに、ホワイトを中心としたグリーンとレッドのイタリアントリコロールレースストライプとの相性は抜群。
ドアサイドパネルには、No.51が添付されていますが、これはFIA世界耐久選手権(WEC)2017年にて登場のAF Corse No.51に由来しており、アレッサンドロ・ピア・ギディ選手とジェームズ・カラード選手によって優勝した名誉ある番号でもありますね。

このカラーも外せない”ブルー・ツール・ド・フランス”(ブルー系)

深みを加味した爽やかなブルー系の”ブルー・ツール・ド・フランス”。
「488スパイダー」等にて採用されている”ブルー・コルサ”とは違う、大人し目のカラーとなりますが、引き締まりを持たせることで、「488ピスタ」の筋肉質なボディラインが更に際立つ素晴らしいカラーだと思いますね。
ちなみに、このカラーは「エンツォ・フェラーリ」にも採用されている伝統的な塗料でもあります。

凶暴さが見え隠れする”ネロ・デイトナ”(ブラック系)

若干の光沢感を付けたメタリックブラック系の”ネロ・デイトナ”。
イメージ画像では少々確認しづらいかと思いますが、ネロ・デイトナのブラックとマットブラック仕上げのSダクトや、カーボンファイバ製リヤスポイラ、フロントスプリッター、サイドスカートのカラーリングの区別ははっきりと付けられると思います。
そして、上品なメタリックブラックの裏側には、「488ピスタ」の凶暴なパワーと表情が見え隠れするような雰囲気を醸し出す一台となっています。

「458スペチアーレ」でも採用の”アルジェント・ニュルブルクリンク”(シルバー系)

最後は、メタリックシルバー系のアルジェント・ニュルブルクリンク。
「シルバー系のカラーってどうなの?」と疑問すら感じていましたが、これがまたとにかくハードでピッタリな一台。
過去に「F430スクーデリア/458スペチアーレ」にも採用された古きボディカラーでもあるため、伝統を上手く引き継いだスパルタンな一台だと思います。

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Reference:motor1.com