ホンダの軽スポーツ「S660」を丸目キュートにカスタマイズした「S660ネオ・クラシック」専用キットを販売。価格は1,296,000円

2020-05-26

あの丸目「S660」が市販化へ

ホンダの軽スポーツモデル「S660」。
購入層の約80%が40歳以上という、昔からスポーツカーを愛するユーザから絶大な人気を得る一台となります。

最近では、この個体を過激に改造したチューナーとしてリバティーウォークが挙げられますが、今回はホンダの純正オプションとして、クラシカルな外観を持つことが可能な「S660ネオ・クラシック」キットが9月21日から販売されます。
販売するのは、3つのセレクトショップのみで、キットのみの料金は1,296,000円からとなっています(車両本体や工賃は別途発生)。


元々コンセプトモデルとして発表していた「S660ネオ・クラシック」

このネオ・クラシックキットは、2年前に東京モーターショー2016にて公開されたコンセプトモデルでしたが、数多くのファンからの要望により、既存(中古)モデルからのリプレイスを想定した形で販売することが実現しました。

今回公開されているキットは、コスト低減と軽量化を図るためにFRP製ボディパネルを採用し、ルーフやドアを除くすべての主要ボディパネルがほぼ全取っ替えとなります。
そのため、「S660」本来の鋭いフロントヘッドライトが、60年代に登場したかのような可愛らしい丸目へと付け替えられるため、パッと見では「えっ、これってS660なの?」と思ってもおかしくないレベルの変貌を遂げることとなります。

リヤはかなりチープに

その他にも、新しいフロントフードやバンパーもより丸みを帯びることとなり、雰囲気的にはダイハツ「コペン」に近い感じとなります。
フロントの変貌っぷりはかなり高い評価が得られるかと思いますが、肝心のリヤデザインは、特にリヤテールランプ辺りが非常にチープに見えてしまっていますね。
それでいてサイドミラーや足元の16インチアルミホイールはそのままとなるため、全体のバランスがうまく調和しきれていないところは非常に惜しいところ。

【Honda S660 Neo Classic Concept – Tokyo Auto Salon 2016】

【S660 Neo Classic Concept】

☆★☆「S660」関連記事5選はコチラ!☆★☆

ホンダの新型「S660 Modulo X」が登場。価格は285万円~ともはや軽自動車の金額ではない件(201/5/25投稿)
ホンダ「S660」に試乗してみた。これに乗って一番感じたことは「走り」よりも「煽られること」だ!(2018/5/25投稿)
ホンダ「S660」をリバティウォーク(LB)が過激カスタム。新型スワンネックウィング装着でスポーティに(2018/1/6投稿)
ホンダの軽スポーツ「S660」にKomorebi Editionが登場。価格は208万円、CVTのみラインナップ(2017/10/21投稿)
これはヤバすぎる。ホンダ「S660」専用のリバティーウォーク(LB)キットが公開に(2017/5/16投稿)

Reference:autoevolution