三菱から「ミラージュ/ランサー」後継モデル市販化計画の噂が浮上。なお「パジェロ」は販売終了の可能性大
三菱から「ミラージュ/ランサー」が復活?
三菱自動車のコンパクトモデル「ミラージュ」やセダンモデル「ランサー」の復活モデルもしくは後継モデルが登場するかもしれない?との噂が浮上しています。
各種自動車メーカが、時代の流れに合わせてクロスオーバーモデルやSUVモデルに注力していく中(特にSUVモデルは市場全体は35%~37%にまで拡大)、三菱自動車も同様の流れに進んでいるものの、その流れとは別に2012年にデビューした「ミラージュ」の後継モデルの開発が既に始まっているとのこと(但し、開発はあくまでも初期段階)。
各モデル新たなプラットフォームを採用へ
まだまだ具体的な仕様については明確になっていないものの、プラットフォームは”CMF-B”と呼ばれる次世代モデルの日産「ジューク」やルノー「クリオ」と同じ基盤になる予定。
更には、もう一つの噂が浮上している「ランサー」においても、”CMF-C”と呼ばれるプラットフォームが搭載される可能性が高いとのことで、これらのプラットフォームを採用することにより高剛性かつワイド&ロー(トヨタTNGAに近い仕様?)スタイルになることが期待されています。
なお、「ミラージュ」等のエントリーモデルの車両を提供することで、若年層の新規顧客をターゲットにし、三菱ブランドの成長を図るだけでなく、加えて大型車両のアップグレードも同時進行で行っていく計画を持っています。
一方で「パジェロ」は存続の危機に
なお、三菱は現在収益性の高いモデル(SUVやクロスオーバー)に特化しているとのことで、その中で需要が大きく低下している「パジェロ」の次期モデルの開発は完全停止しており、最終的にはこの開発自体が中止となり、現行モデルも環境法規制や安全規制に準じていない点から販売終了になる可能性が高くなっています。
ただ、三菱COOのマン氏は「次期パジェロは真剣に検討していて、本気で作り続けていきたいと思っているがまだ何も定まっていない。環境法規制に準じたモデルにするには電動化は不可欠だ。日産のパトロールのプラットフォームと共有する可能性は限りなく低いが、こうしたモデルを開発するに当たって需要見込みが少なければ開発自体断念しなければならない」とも説明しています。
現在三菱は収益性の高いモデルに集中しており、クロスオーバー人気によって需要が低下しているパジェロの開発に関しては現在停止状態とのこと。
また、現行パジェロも環境・安全規制により長く販売は続けられないと報じられた。https://t.co/9ASMR5MfDS— 海外自動車試乗レポート 編集部 (@autorepo_editor) 2018年11月13日
☆★☆三菱関連記事5選はコチラ!☆★☆
Reference:motor1.com