キズや汚れもリアル過ぎて…32台のうち26台目に製造されたフェラーリ「250LM」の現在の姿をそのまま再現した8分の1スケールモデルが約19万円にて販売中

2020-05-27

希少な「250LM」が販売?

これまで販売されてきたフェラーリモデルの中で、時価にして約20億円を超えるトップクラスの高額モデルの一つでもある「250LM」。
フェラーリ「250LM」は世界限定32台のみ製造され、同社初となるミッドエンジンのル・マン車両でもあり、1965年にはプロトタイプ部門にて24時間耐久レースにて優勝した名誉あるモデルでもありますが、レーシング専用モデルではなく公道でも走行ができる希少モデルの一つでもあります。


再現度マックスの「250LM」とは?

そんな希少且つ名誉あるモデルを購入することは決して容易なことではありませんが、今回約20年に渡って完璧ともいえるミニチュアモデルを製造するアマルガム・コレクションが「250LM」の8分の1スケール版のミニチュアモデルを製作していたことがわかりました。

キズや汚れまで忠実に再現したミニチュアモデル

今回アマルガム・コレクションが製造した「250LM」は、32台中26台目(シャシー#6313)に製造されたイエローカラーの個体で、Pierre Dumay氏とGustave ’Taf’ Gosselin氏によって操作されたモデルであり、当時からかなり酷使されたものでもあるため、ところどころに目立つような汚れやキズが見受けられます(特にリヤクォータパネル辺りの亀裂は、レース中にタイヤが吹き飛ばされてしまったことが原因で、ダメージを受けたそう)。
アマルガム・コレクションは、こうした汚れやキズの部分も見事そのまま再現し、2台のミニチュアモデルを製作したとのことですが、その再現度はかなりのレベルと言って良いでしょう。

キズだけでなく汚れを表現した”ノリ?”のようなところもかなりリアルに再現され、写真だけで見たら本物と勘違いしてもおかしくないレベルに仕上げられています。
なお、この8分の1スケールモデルは約18.7万円と超高額にて販売されていますが、名誉あるモデルで過去に有名ドライバによって操作されたモデルであったことを考慮すると、それだけの金額を支払う価値が十分にあるミニチュアモデルなのかもしれません。

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Reference:motor1.com