ルーフ周りを大きく損傷したシボレー「コルベットZR1」がオークションにて登場。需要はかなりあるようで、ボロボロでも即落札

2020-05-27

何とも痛々しい「コルベットZR1」がオークションにて登場

インターネットオークションサイトCopartにて、アメリカの2シータハードコアスポーツモデル・シボレー「コルベットZR1」が出品されました。
すでにこの個体は落札済みですが、ご覧のとおりドアサイドパネルが完全に外れてしまい、トップルーフは外れかけ、フロントウィンドウ等も大きく損傷していることが確認できます。


おそらくサイドからの衝突事故の被害を受けた車両

フロントバンパー等も一部損傷しているのが確認できますが、何故かエアインテーク上部のバンパーが損傷していて、それよりも突き出しているであろうカーボンファイバ製のエアロキットが全く割れたり傷ついていないのが不思議。一体どんな事故だったのでしょうか…

こちらはフロントボンネットをオープンにした後のエンジン周り。
エンジンカバーはカーボンファイバ製で非常にダイナミック。エンジンまでは大きなダメージは無いと思われます。

こちらはリヤデザイン。
リヤバンパー周りや足回りは特にダメージは無さそうですが、この角度から見るとトップルーフのつなぎ目が完全に外れていることが確認できますね。

別の角度から見てみるとこんな感じ。
右側(助手席)の方が相当にダメージが大きそう…恐らく別の車両が「コルベットZR1」の助手席側サイドへかなりの速度で突っ込んできた可能性が高そうですね。

こちらは運転席。
フロントバンパーから衝突していないにも関わらずエアバッグが展開しているということは、サイドからの衝撃は相当に大きかったのでしょうね。ドライバや助手席に乗っていた方に(仮に乗っていれば)ケガは無かったのか気になるところ。

インテリアはこんな感じ。
助手席側のドアパネルが完全に車内に張り込んで来ています。
なお、この個体の走行距離は2,777kmとそこまで走り込まれておらず、ボディやインテリアのコンディションを見てみるとほぼ新車レベルであることがわかります。

ちなみに、このような状態でもインターネットオークションサイトに出品→即落札されていましたが、価格帯としては相当に格安であった可能性が高く、恐らくこれを購入した人物は各種パーツを流用もしくは転売することが目的であると考えられ、貴重な個体であったからこそユーザーからの需要が相当に高かったのだと思われます。

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Reference:CARSCOOPS