中国色がハンパない。ロータスが最新レーシングモデル「エヴォーラGT4コンセプト」を発表、開発車両のような微妙なデザインに

2020-05-27

~「エヴォーラ」ベースの次期レーシングコンセプトモデルが登場~

ロータスは、昨日より開催された中国・上海モーターショー2019にて、Williams Advanced Engineering社との共同開発によって誕生予定となる最新EVハイパーカー「Type130」に関するティーザー画像を公開しましたが、その直後に2020年・最新レーシングモデル「エヴォーラGT4コンセプト(Evora GT4 Concept)」を発表しました。

今回発表されたモデルは、その名前にも示されている通り、2020年シーズンのレーシングイベント用に開発されたコンセプトモデルで、ロータスのラインナップモデル「エヴォーラ」をベースに、ブランドの先進的な軽量工学専門知識を用いてイギリスのヘテルにて開発が進められるとのこと。

ロータスカーズのデザインディレクターであるRussell Carr氏によってデザインされた今回のレーシングモデルですが、そのカラーは何とも個性的で、まるで開発車両のような配色が施されています。

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~カラーデザインは中国国旗をイメージ~

サイドから見てみると、ナゼこのモデルがレッドカラーをメインとしているのかがわかるかと思いますが、カラーコンセプトは中国の国旗をイメージしているからですね。

リヤバンパーにも、「Built In Britain/Racing Into China」と表記されていますね。

なお、このモデルに使用されるプラットフォームは、公道仕様の「エヴォーラ」と同じ軽量アルミシャシー構造と、軽量のカーボンコンポジットボディを採用しています。
こうした軽量化対策により、構造安全システム及びレーシング安全システムが追加されているにも関わらず車体重量は僅か1,200kgととにかく軽量。
パワートレインレシオとしては、375hp/tonと優秀なパワーを発揮、最高時速は274km/hにまで到達します。

パワートレインについては、排気量3.5L V型6気筒エンジンを搭載し、最高出力456ps/最大トルク510Nmを発揮。
Numaticsパドルシフトシステムやトルセンタイプのリミテドスリップディファレンシャルを備えた6速レーシングシーケンシャルトランスミッションを搭載します。

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Reference:CARSCOOPS