メルセデスベンツ「AMG GT3レースカー」がニュルブルクリンクにて発表!使用したパーツの寿命と交換のタイミングを自動解析する先進機能も追加に!

2020-05-27

~メルセデスベンツから超アグレッシブなレーシングモデルを発表!~

メルセデスベンツは、ニュルブルクリンクでの24時間耐久レースにて最新レーシングモデル「AMG GT3レースカー」を世界初公開しました。
今回発表された個体は、更なる発展を目指した一台であり、更なる高みを目指した新しいレベルであることを約束したアルティメットレーシングモデルでもあります。


~見た目だけでなくパフォーマンスも向上した「AMG GT3」~

先代のレーシングモデルに比べて、新デザインのフロントバンパーやフロントスプリッター、サイドスカート、フロントヘッドライト、そしてリヤエプロンとリヤウィング等、全体的にアグレッシブに仕上げられています。

インテリアの変更は比較的軽微ですが、最も大きな変化としてはステアリンググリップが強化され、更なる過激なハンドリング操作にも適応しているとのこと。

パフォーマンス面においては、担当エンジニアと専属レーサーによって開発がすすめられたオプションのドロップスタート機能が追加され、統合されたエアジャックから落ちると自動的にエンジンスタートするという優れものとなっています。

その他のパフォーマンス面においては、最適化されたトラクションコントロールシステムと、コンペティティションタイヤと上手くマッチングしたアンチロックブレーキングシステム、そして最新エアフィルターを採用しています。

~何とパーツ交換のタイミングを自動解析する機能も~

メルセデスベンツ曰く、最新型の「AMG GT3レースカー」には、自動車部品と走行時間の自動記録と分析を可能とするシステムを搭載しているそうで、特にチームがデータを手動で記録する必要がなくなり、どのコンポーネンツを交換する必要があるのかを正確に把握できるようにしているとのこと。
まだ寿命が残っているパーツを誤って交換してしまうことはないため、コスト削減にもつながるようです。

パワートレインについては、改良型の排気量6.3L V型8気筒エンジンを搭載し、ラジエーターをよりよく保護するために車両のフロント部分を最適化。
更にはエンジン、フロントアクスル及びステアリングシステムを保護するのに役立つ最新一体型ビームを追加していて、軽微な事故や衝突時の修理費用が少なく抑えられるとのこと。

気になる価格帯については約4,880万円からで、納車時期は2019年後半を予定しているそうです。

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Reference:CARSCOOPS