見た目はエグいエイリアン。ベルトーネによって開発されたシボレー「コルベット」ベースの「マンタイド(Mantide)」が販売中

2020-05-27

~あのベルトーネが設計したコンセプトモデルが販売中~

イタリアの名門ベルトーネによって開発されたコンセプトカー「ベルトーネ・マンタイド(Bertone Mantide)」が中古車市場Autosport Designsにて販売中。

このモデルは、有名デザイナーでお馴染みJason Gastriota氏によって生み出されたコンセプトモデルであり、彼はこれまでフェラーリ「599GTB/P4/5」やマセラティ「グランツーリスモ/バードゲージ」、そして最近であれば戦闘機並みの加速性能を誇るSSC「トゥアタラ」等を設計してきました。


~エンジンベースはマッスル仕様のシボレー「コルベット」~

そして今回販売されているコンセプトカーの「ベルトーネ・マンタイド」は、シボレー「コルベットC6 ZR1(Chevrolet Corvette C6 ZR1)」をベースにしているとのことで、パワートレインは排気量6.2L V型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力638hpを発揮する超絶マッスル仕様となっています。

直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が僅か3.2秒とBMW「M8コンペティション」と同等レベルの加速性能を誇り、最高時速はランボルギーニ「アヴェンタドール(Lamborghini Aventador)」並みとなる351km/hにまで到達します。

~実は世界で1台しか存在しない希少車種~

なおこのモデルは、当初世界限定10台のみ製造される予定でしたが、そのあまりにも恐ろしすぎる外観(まるでエイリアンのように不気味)と、このモデルを欲するオーナーが誰一人として存在しなかったことから、僅か1台しか製造されていないとのこと。

フロントデザインも確かにエグいデザインをしているんですが、リヤデザインも中々に衝撃的。
当時のコンセプトカーらしい複雑な形状がとても印象的です。

インテリアはこんな感じ。
非常にタイトで肉薄のアルカンターラ製スポーツシートを採用し、更にオーナーメントパネル類のほとんどにカーボンファイバを採用するといった、最大限の軽量化が図られていますね。

ちなみにボディカラーはランボルギーニ等でも採用されているホワイト系のビアンコ・フジに再塗装されていて、走行距離も約16,000kmとそこそこに走り込まれています。

価格帯については明らかにされていませんが、さすがに億越えとなる可能性は低いのではないか?とのことです。

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Reference:CARSCOOPS