【予想はしてたけど…】日産の新型「フーガ/シーマ」が全く売れていない件。「インフィニティグリルそのままに”NISSAN”のエンブレムはひど過ぎる」

2020-05-27

~どうする日産!日産のフラッグシップモデルが全く売れていないぞ!~

2019年12月23日、日産のフラッグシップセダン「シーマ(Nissan Cima)/フーガ(Fuga)」が一部改良して発売スタートしたことをお伝えしましたが、今回の一部改良では、安全性能向上を図るべく、インテリジェント・エマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシスト、ハイビームアシストを全車標準装備する一方、外観の大幅な変更は一切なく、しかしインフィニティブランドとして販売されてきた「フーガ」のエンブレムが、今回の一部改良によって”NISSAN”エンブレムへと変更されています。

この他にも、車速に応じた車間距離を保ちながら走行するインテリジェント・クルーズコントロールも全車標準装備され、新型「フーガ」に関しては、インテリジェントFCWとECOペダルを全グレード標準装備となっていますが、どうやらこのモデルが全く持って売れていないことが明らかになりました。


~最寄りの日産ディーラでは1台も売れていないことが判明~

つい先日、いつもお世話になっている日産ディーラにて独自取材をさせていただいた際、新型「シーマ/フーガ」の話題になったのですが、12月23日の発表から1月末までの間の先行予約や受注は一切ないとのことで非常に困っているとのこと(1台も売れていない模様)。

加えて、これまでインフィニティブランドとして販売を続けてきた「フーガ」が、”グリルはインフィニティデザイン”なのに、エンブレムだけ”NISSAN”に置き換えるというのは中途半端すぎる!との顧客からの意見はもちろんのこと、日産ディーラの担当セールスさんもこの点については大きく不満を持っているそうです。

それだけ現時点での日産のラインナップモデルや変更ボリュームの少なさ、全く新しい新型車が発表されないことで、販売台数が伸びないことや利益が伸びないこと(1台当たりの利益は2,000円未満)等、不安も相当に大きくあるようですね。

なお、若干期待していたVモーショングリルの採用は完全に見送りとなり、マイナーチェンジやフルモデルチェンジの気配もなく、アメリカ市場同様に販売終了並びに生産終了しないことを願うばかりです。

最後に、気になる新型「シーマ/フーガ」のグレード別価格帯は以下の通り。

【新型「シーマ/フーガ」グレード別価格帯一覧(10%税込)】

[シーマ(2WDのみ)]
・HYBRID:8,231,300円
・HYBRID VIP:8,787,300円
・HYBRID VIP G:9,331,300円


[フーガ(2WD)]
・250GT Aパッケージ:4,463,800円
・250GT:5,027,000円
・250VIP:5,324,000円

・370GT:5,346,000円
・370GT TypeS:5,955,400円
・370VIP:6,263,400円

・HYBRID Aパッケージ:5,518,700円
・HYBRID:6,549,400円
・HYBRID VIP:7,099,400円

[フーガ(4WD)]
・370GT FOUR Aパッケージ:5,013,800円
・370GT FOUR:5,566,000円

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