フルモデルチェンジ版・フォルクスワーゲン新型「ゴルフ8 GTI TCR」の開発車両を遂にキャッチ!フロントフェイスはダミー?リヤマフラは純正とは思えぬほどの超大口径タイプだった件

2020-05-27

~思いのほかフロントマスクは落ち着いた感じだが…?

以前、フルモデルチェンジ版・フォルクスワーゲン新型「ゴルフ8シリーズ(Volkswagen New Golf 8)」のフロント・リヤデザインと、各種エンジンスペックが完全リークしていましたが、今回遂にハイパフォーマンスモデル「ゴルフ8 GTI TCR」と思われる開発車両が目撃されています。

今回目撃されている開発車両を見ていくと、おそらくフロントフェイスは新型「ゴルフ8」のフロントマスクを流用したものではないか?と考えられますが、一部カモフラージュテープによって偽装されている部分もあることから、細かい点においてはメッシュダクトが設けられるなどの変化があると推測されます。


~足回りなどはGTIをベースにしつつ更に強化されている~

少し角度を変えてみましょう。
既に発表されている新型「ゴルフ8」に比べて、車高が若干低いように感じられます。
おそらくは足回りをメインとした走行性能確認用の開発車両だと推測。

そのため、足元のアルミホイールも非常にスポーティですし(多分GTI TCR専用)、ブレーキディスクもかなりの大径でドリル穴も設けられています(ブレーキキャリパーはGTIとだけ表記?)。

こちらはリヤデザイン。
リヤテールランプの中央部分にはカモフラージュテープにて偽装されていますね。
そして最も驚きなのが両サイド1本出しとなるデュアルエキゾーストパイプ。
純正とは思えぬほどの大口径タイプで、以前完全リークされたエンジンスペックと画像にもあった通り、リヤマフラが大口径だったため、おそらくGTI TCR専用にインストールされたものだと考えられます。

~改めて完全リークした各種グレード内容をおさらいしよう~

なおコチラが、以前完全リークされた新型「ゴルフ8シリーズ」のフロント・リヤマスクとエンジンスペック。
左から、新型「ゴルフ8 GTI」の最高出力が242hp(180kw)を発揮するということがわかります。
これは、以前より噂されていた排気量2.0L EA888型直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力255hp(190kw)を発揮する?という情報もありましたが、この値よりも少し低い数値となっていることがわかります(その代わり現行「ゴルフGTI」の228hpよりも高いスペック)。

続いて更なるハイパフォーマンスモデルの新型「ゴルフ8 GTI TCR」についてですが、こちらは最高出力296hp(221kw)を発揮するとのことで、以前より噂されていた286hpを発揮する?というものよりも少し高いスペックであることが確認できます。

続いてディーゼル仕様の新型「ゴルフ8 GTD」ですが、こちらは最高出力197hp(146)を発揮。
ハイブリッドモデルとなる「ゴルフ8 GTE」は最高出力242hp(180kw)を発揮するとのことで、この辺りは現行モデルよりも若干数値を高めるだけでなく、パフォーマンスも更に高く仕上げてきていると思われます。

そして最後にハードコア仕様の「ゴルフ8 R」ですが、こちらは現行モデルに比べて30hpも高い最高出力329hp(245kw)を発揮することが発覚。
もちろん、このスペックをもってしてニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでのFF最速記録を更新することが期待されていますが、競合となるであろうホンダ新型「シビック・タイプR」やルノー「メガーヌRSトロフィーR」にどれだけ差を広げることができるのか非常に気になるところです。

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Reference:CARSCOOPS