過激カスタムされたスバルWRX STIが登場。詳細不明ながらも巨大リヤウィングにワイドボディキット、更にマフラーはフロントボンネット出し

見た目からして並々ならぬオーラが伝わってくるWRX STI

アメリカのモータースポーツ選手としてお馴染みトラビス・パストラーナ氏が、スバルWRX STIをベースにした新型のジムカーナに乗りイベントに参加することが明らかとなりました。

スバルはバーモントスポーツカーとの協力により、レーシングシリーズのルールに準拠することなく、フリーでエキサイティングなWRX STIのジムカーナモデルを製作していますが、現時点でこのモデルの詳細なスペックについては明らかになっていません(2020年末には詳細が明らかになる模様)。


マフラーは何とフロント上方出し

ただ外観を見てもお分かりの通り、現行モデルから大幅に変更されたワイドボディキットが装着され、マフラーはフロントフードから飛び出す上方出しタイプ。

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そしてフロントフードを開けてみると、何とマフラー位置に合わせたカスタムメイドの水平対向エンジンを搭載し、より内側でロア部に搭載した複雑なレイアウトとなっています。

純正に比べて大幅にワイド&ローに変化したWRX STIですが、足回りのサスペンションも改良され、更にボディ全てがカーボンファイバにより大幅軽量化。

見るからにド派手で不気味な存在感を持つWRX STIですが、フロントカナードやオーバーフェンダーなど、空力を最大限に考慮したパーツがふんだんに使用されているのがわかります。

マフラーをフロントに配置したことによる恩恵も大きい

リヤも色々と凄いことに…巨大なリヤウィングやリヤディフューザーも装着され、特にリヤマフラーがフロントに移行したことで、リヤディフューザーの自由度が大幅アップしたことも大きなトピックスではないかと思います。

そして足元にはゴールドの大口径鍛造アルミホイールを装着していますが、これがBBS製のマルチスポークだったら尚のこと良かったかもしれません。

こちらはサイドビュー。

外側から見てもわかる通り、後席は完全に排除されてロールケージを装着。

流石にエアコンレスではなさそうですが、吸音材やオーディオ関係は排除されていると予想され、軽くできるポイントは徹底的に軽量化をして、シートも極薄のレーシングスポーツシートを装備している可能性が高そうです。

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Reference:motor1.com