日産スカイラインGT-R R34 VスペックⅡニュルが約7,400万円にて販売中。走行距離僅か362kmの極上品、アメリカの25年ルール解禁後が怖いな…

厳密にいうとアヴェンタドールSVJよりも高いぞ

日産のスカイラインGT-R R34シリーズの最終記念限定モデルとして、日本限定750台程販売された”VスペックⅡニュル(Nissan Skyline GT-R R34 V SpecⅡ Nur)”が、JDM Expoにてとんでもない価格で販売されています。

このモデルは、VスペックⅡをベースにN1用エンジンを搭載した特殊な一台で、車両本体価格としては約609.8万円と当時としては高価ではあったものの、即日完売し投機目的として所有する人が多かったほど。

年式としては2002年式となりますが、恐らくアメリカの25年ルール(2027年)が解禁されたときにはとんでもない価格にて取引されるでしょうし、そのため盗難被害の恐れも圧倒的に高い一台でもあります。


おそらくアメリカ市場では8,000万円以上にて取引される可能性の高い一台

ちなみにJDM Expoが販売しているこのモデルの価格帯は485,000ドル(日本円に換算して約7,400万円)で、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ(Lamborghini Aventador SVJ)やレヴエルト (Revuelto)よりも高価。

とても国産スポーツとは思えないほどの超高額設定ですが、それでも売れてしまう可能性を秘める一台ですし、映画ワイルド・スピード効果によって更に高額値で転売される?との噂もあるほど。

程度良く保管することはもちろん、よく盗難被害に遭わなかったなぁと感心するレベル

外観としては非常に美しく、傷も全くついていませんし常に屋内にて保管されているので距離も全く伸びていないとのこと。

なおボディカラーは非常に人気の高いミレニアムジェイドメタリックで、このカラーの生産台数は僅か200台程と言われています。

調べてみると、僅か362kmしか走行されておらず、恐らく購入したオーナーも転売目的にて購入した可能性が高そうですね。

N1エンジンを更に目立たせるゴールドのエンジンカバーも魅力の一つ

エンジンもかなり印象的で、エンジンカバーはゴールドに特別塗装されています。

エンジン出力も、日本の規制により280ppに抑えられているとの情報もありますが、実際の出力は330psを発揮していたとも考えられ、まさに規格外の国産スーパースポーツと呼ぶにふさわしい一台だったのかもしれません。

内装は完全に新品同様

インテリアは非常にシンプルなブラックで、JDM Expoの情報によれば「まだほんのりと新車のニオイが残っている」とのこと。

そしてシートなどは完全にビニールカバーがかけられていて、非常にクリーンで汚れは一切無し、ヒビやヨレも無し、走行距離のロールバック不正無し、事故無し、錆び無しの正真正銘の新車レベルといったところで、おそらくここまでしっかり保管された極上品も少ないのではないかと思います。

【ONLY 362 KM Nissan Skyline GTR R34 V-Spec II NUR at JDM EXPO I JDM sport cars for sale】

スカイラインGT-R関連記事