トヨタが2021年末に新型RAV4 EVを発表するようだ。GR RAV4や300系ランドクルーザーに続き、2021年もトヨタのオフロードモデルは更にアツくなりそう

RAV4 EVのライバルは日産の新型アリア

現時点で判明していることとして、RAV4 EVの価格帯は補助金制度アリで約500万円ほどになるとのことですが、この価格設定にした背景には、おそらく2021年中頃に登場する予定の日産・新型アリア(Nissan New Ariya)に対抗するためでしょうね。

既に判明している新型アリアのスペックは以下の通りで、大きくは65kW/90kWの2種類がラインナップされ、それぞれに2WD/4WDが設定されるとのこと。

【新型アリアのスペック一覧】

[65kW仕様]
システム総出力:218ps(2WD)/340ps(4WD)
最大トルク:300Nm(2WD)/560Nm(4WD)
0-100km/h加速時間:7.5秒(2WD)/5.4秒(4WD)
航続可能距離:最大450km(2WD)/最大430km(4WD)
最高時速:160km/h
トランク容量:466L(2WD)/408L(AWD)

[90kW仕様]
システム総出力:242ps(2WD)/394ps(4WD)
最大トルク:450Nm(2WD)/600Nm(4WD)
0-100km/h加速時間:7.6秒(2WD)/5.1秒(4WD)
航続可能距離:最大610km/最大580km(4WD)
最高時速:200km/h
トランク容量:466L(2WD)/408L(AWD)

上のスペックを見てもお分かりの通り、最上位グレードになるであろう90kW仕様の4WDになると、0-100km/hの加速時間が5.1秒、60kW仕様の4WDでも5.4秒となりますし、新型アリアの価格帯も補助金制度などを含めると約500万円からの販売を予定しています。

既にトヨタが市販化している、トヨタ新型RAV4 PHVの0-100km/h加速6秒を優に上回っていますが、担当スタッフによればRAV4 EVの上位グレードは5秒台へと短縮されるそうです。


遂に2021年は新型ランクル300も登場へ!

そして個人的に朗報だと考えているのが、トヨタのフラッグシップSUVとして新たに販売予定の次期300系ランドクルーザー。

最近ではひき逃げ事故で逮捕され、保釈されたばかりの伊藤健太郎 容疑者が乗っていた車がトヨタ・ランドクルーザー200だったと話題になっていますが、このクルマがようやくフルモデルチェンジし、ガソリンモデルとディーゼルモデルの2種類がラインナップされるとのこと。

▽▼▽関連記事▽▼▽

具体的なパワートレインについては記載されていませんでしたが、既に噂としても広がっている、レクサスLSにも採用されるような排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンにシングルモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムと、排気量3.3L V型6気筒ディーゼルターボエンジンも搭載される予定とのことで、3.5Lディーゼルターボに比べてトルクを少し抑えつつも、環境法規制を何とか満たすために日本市場のみならず欧州市場での市販化に力を入れる可能性があるとのこと。

あと外観については、トヨタのアイデンティティでもあるキーンルックグリルではなく、現行200系ランドクルーザーにもあるようなスクエア型の大口グリルを採用し、更にはメッキガーニッシュ部分は水平基調となるものが4つ並べられて、フラッグシップSUVらしいダイナミックな顔つきになるのかもしれませんね。

☆★☆RAV4/ランドクルーザー関連記事5選はコチラ!☆★☆