日産の新型マグナイトが遂に生産開始!発売は2020年12月中旬で先行予約も順調…日本では販売されず…インド以外での販売国も明らかに!

競合の多いセグメントだからこそ、日産は攻めの姿勢を忘れない

ちなみにマグナイトに使用されるCMF-A+プラットフォームは、ルノーの7シータ-モデルとなるトライバー(Renault Triber)にも採用されているため、もしかすると超コンパクトな3列シートSUVも登場する?などの噂が浮上しているそうです。

室内空間の広さや実用性は別にして、こうした積極的で新しい市場を開拓しようとする日産インディアの動きは高く評価できると思われ、こういった前向きな姿勢は日本市場にも見習ってほしいところ。

エクステリアはダットサン譲りの新興国向けっぽい独特なデザインで、日産のアイデンティティともいえるVモーショングリルを採用していないですし、ヘッドライトデザインも日産らしさがほとんどないため、ある意味こうしたダットサンっぽい要素を残すことの方が斬新で良かったのかもしれません。

これぐらいアクティブでオフロードっぽさもある見た目の方が、日本市場で市販化されればトヨタ新型ライズ(Toyota New RAIZE)とも十分に戦えたはずですからね…そういう意味では、日本市場で販売しなかったことは日産としてもある意味失敗だったかもしれません(その代わりとして12月23日に次期ノートが発売される)。


インド市場での競合は想像以上に多いぞ!気になる予想価格は約75万円から

気になるパワートレインについては、排気量1.0L 直列3気筒自然吸気エンジン(最高出力72hp)を搭載するエントリーグレードと、排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジン(最高出力95hp)を搭載する上位グレードの2種類がラインナップされる予定で、駆動方式はMT/CVTの何れかから選択が可能と言われています。

競合モデルには、起亜ソネットやヒュンダイ・べニュー、タタ・ネクソン、マヒンドラXUV300、フォード・エコスポーツ、マルチ・スズキ・ビターラブレッツァ、そしてトヨタ・アーバンクルーザーが対象になってきます。

価格帯は約75万円~約106万円と予想されますが、既に注目も集まっていて日産らしくないアグレッシブなデザインが既存オーナーだけでなく、新規ユーザーからの先行仮予約も多いそうです。

【Nissan Magnite Walkaround | First Look】

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Reference:Autocar