何かと話題のマイナーチェンジ版・トヨタ新型クラウンに試乗。走りの質感はマイナーチェンジ前と変わらずで上質、改めてこのモデルが生産終了するのが信じられない

やっぱり新型クラウンは良くできたフラッグシップセダンだと思う

さてさて、2020年11月11日より何かと話題の絶えないトヨタ新型クラウン(Toyota New Crown)のセダン生産終了報道。

11月2日にマイナーチェンジ(厳密にはマイナーチェンジ級の一部改良)したばかりの新型クラウンですが、いつもお世話になっているトヨタディーラーにて早速試乗させていただくことに。

残念ながら試乗時間が夕方以降で非常に暗く、全く内外装の撮影ができなかったのでマイナーチェンジ前の写真の使い回しとなり大変恐縮なのですが、今回試乗させていただいたモデルは直列4気筒ハイブリッドの2.5L HYBRID RS Advance(FR)で、ボディカラーは新色のプレシャスホワイトパール、内装は本革ブラックの非常にシンプルな仕様にまとめられています。

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改良ポイントもあれば改悪ポイントもある新型クラウン

例の12.3インチT-Connectナビゲーションディスプレイはもちろん搭載されていて、SD/CD/DVD/ブルーレイディスクデッキも搭載されているので、実用性としては非常に高いのですが、案の定ディスプレイは2画面固定のままで、ナビのみ/テレビのみといった1画面設定ができなかったのは非常に残念。

しかも基本的な操作やディスプレイレイアウト、(タッチディスプレイでの)エアコンの操作関係は新型ハリアーとほぼ同じなので、操作性と言うところでは正直マイナス評価。

ただその下にあるエアコン関係の操作は、タッチディスプレイから物理スイッチに変更されたので、この点は高齢ドライバーなどのことを考慮したものと思われ、非常にシンプルで使い勝手は良いものの「フラッグシップセダンにこの質感かぁ…」というのが正直なところ。

見た目の違いに関しては、以前よりお伝えしている通りリヤテールランプのスモークメッキ加飾が入ったこと以外は特に無く、後は足元のRS専用アルミホイールがシングルスポークからデュアルスポークに変更されたぐらいでしょうか。

今回はあくまでも内装をメインに変更している印象なので、外装は一部改良の名に相応しいちょっとした化粧直し程度と考えて良さそうです。

新型クラウンの試乗インプレッションは、以下の次のページにてチェック!