フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ミライ(MIRAI)の簡易カタログを入手!スペックや価格帯は?早速中身をチェックしていこう【動画有】
引き続き新型ミライの簡易カタログの中身をチェックしていこう
リヤプロファイルはこんな感じ。
トヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)と同じデザイン言語となるセンター直結風のリヤテールランプを採用し、非常に引き締まったリヤバンパーと、ワイド&ローを強調付けるダイナミックなボディが非常に印象的です。
EXTERIOR
エモーショナルなデザイン。
TNGAを採用した低重心で伸びやかなプロポーション。
ワイド&ローを強調したスタイリングはスポーティで美しく、エモーショナルなデザインでも選べられる一台に。
こちらはインテリアやパフォーマンスについて。
インテリアには12.3インチのワイドディスプレイが全車標準装備されますが、残念ながら新型ハリアー同様に2画面固定となるため、レクサスのように1画面固定にできないようです。
パフォーマンスについては、水素燃料(FCV)特有のトルクフルな走り出しが印象的だそうで(モータージャーナリスト試乗動画情報より)、感覚としては電気自動車を走らせているような感じなのかもしれません。
INTERIOR
解放と寛ぎが共存するプレミアム空間。
開放感と、包まれるような先進の寛ぎ感を両立させた、シンプル&モダンで温かみあるインテリア。
より居住性の高いプレミアム空間へ進化し、5人乗りを実現しました。
PERFORMANCE
走り出し5mでわかるフィーリング。
全車速域での力強い応答性と伸びのある加速、そして圧倒的な静けさ。
異次元ともいえるドライブフィールが、燃料電池車に走りの歓びをもたらします。
FCVの大きな課題となる水素ステーションはどうなる?
続いて新型ミライに充填する水素燃料の重点時間ですが、1回あたりだと3分程度。
あとは長距離移動にも適用できるために、水素燃料タンクを2本→3本へと拡大し、これにより車体重量は増えてしまうものの航続可能距離は1.3倍になるとのことから、現行650km→約850kmに増えるとのこと。
あとは水素ステーションの設置数ですが、2016年3月時点では全38基だったものが、2020年7月時点で157基、そして2025年までには約320基にまで拡大するとのこと。
TNGA-Lプラットフォーム採用でボディサイズはワイド&ローに
続いてボディサイズは、全長4,975mm×全幅1,885mm×全高1,470mmと、それぞれ+85mm/+70mm/-65mmとロング且つワイド&ローを意識した5ドアクーペ風のボディへと変更。
ホイールベースは2.920mmで、駆動方式は変わらずの後輪駆動、乗員数は4人乗り→5人乗りへと拡大されています。
新型ミライのグレード別価格帯は?
そして最後は新型ミライのグレード別価格帯を見ていきましょう。
今回のフルモデルチェンジにてグレードは1種類→5種類へと拡大し、より選択肢が広がっていますが、何と価格帯としては現行モデルの740万円にくらべて控え目なので、かなりお求めやすい価格になっているのではないかと思います。
【新型ミライ・グレード別価格帯一覧(10%税込み)】
◇Gグレード:7,100,000円
◇G・A Package:7,350,000円
◇G EXECUTIVE Package:7,550,000円
◇Zグレード:7,900,000円
◇Z EXECUTIVE Package:8,050,000円
なお、ここから補助金などが絡んでくるため実質的には500万円~650万円ほどにて購入することが可能だと思われ、もう少し水素燃料(FCV)を充てんする水素ステーションが充実化すれば、新型クラウンから移行するユーザーも増えてくるかもしれませんし、今話題の公用車として十分活用できるのではないかと思います。