【2020年最新版】ホンダは年間で約30万台&10件のリコール!フィットやヴェゼル、N-BOXなどの主要モデルも対象に…更にサービスキャンペーンでは117万台が対象に
2020年のホンダのリコール件数は10件、2019年の10倍に
2020年も残すところ僅かとなりましたが、自動車メーカーが日々頭を悩ませているのがリコール問題。
決してネガティブなものではなく、何か問題が発生する前(発生した後)に対策品や改良を施すことでトラブルを防ぐ重要なものとなっていますが、もちろん対象台数やリコール内容が大がかりになればなるほど、無償修理となる分自社負担も大きくなっていきます。
今回は、ホンダが2020年に届け出たリコール内容をまとめて見ていきたいと思いますが、今年ホンダが届け出たリコール台数は※約30万台(10件)と中々に多く、未だリコール対応が間に合っていないものも多く存在しています(改善対策やサービスキャンペーンは含んでいない)。
※商用車やバイク等は除外
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そして個人的に注目しているリコール届け出に至る上での不具合の情報源についてですが、ホンダについてはメーカ(もしくは仕入れ先)からではなく、全体の7割が市場から得られた情報で、トヨタ同様に不具合に対する危険意識が少し低いようにも感じる?というのが正直なところ。
早速、2020年に届け出されたホンダのリコール内容や対象モデル、台数などをチェックしていきましょう。
2020年にホンダが届け出たリコール内容
①:エアバッグ系のリコール
リコール対象モデル:ライフ/ステップワゴン/ロゴ/オデッセイ/アコード/トルネオ/シビック/キャパ/インテグラ/レジェンド/ドマーニ
リコール件数:11車種・計20,284台(事故・不具合無し、仕入先からの情報)
リコール内容:運転者席用エアバッグのインフレーター関係
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②:バックランプ関連のリコール
リコール対象モデル:N-BOX/N-VAN
リコール件数:2車種・計185,902台(事故無し・不具合47件、社内情報からの情報)
リコール内容:運転者席用エアバッグのインフレーター関係
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③:CVTに関するリコール
リコール対象モデル:N-BOX/N-BOX Custom
リコール件数:2車種・計44,974台(事故無し・不具合263件、市場からの情報)
リコール内容:CVTのトルクコンバータにおいて、ロックアップクラッチダンパスプリングの成形が不適切なために、発進時にエンストして走行できなくなる恐れ
④:燃料ポンプに関するリコール①
リコール対象モデル:CR-V/インサイト/シビック/レジェンド
リコール件数:4車種・計12,427台(事故無し・不具合21件、市場からの情報)
リコール内容:インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、走行中にエンストに至る恐れアリ
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⑤:燃料ポンプに関するリコール②
リコール対象モデル:シビック・ハッチバック/シビック・タイプR
リコール件数:2車種・計7,572台(事故無し・不具合64件、市場からの情報)
リコール内容:インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、走行中にエンストに至る恐れアリ
残りのリコール内容や対象モデルや台数などは、以下の次のページにてチェック!