【2020年最新版】トヨタ/レクサスは2020年に合計約130万台もリコールを届け出ていた!主要モデルとなる「アルファード/ヴェルファイア/ハイエース/プリウス」等、どんなリコール内容か見てみよう
2020年もとにかくリコールが多かった
2020年も残すところ僅かとなりましたが、自動車メーカーが日々頭を悩ませているのがリコール問題。
決してネガティブなものではなく、何か問題が発生する前(発生した後)に対策品や改良を施すことでトラブルを防ぐ重要なものとなっていますが、もちろん対象台数やリコール内容が大がかりになればなるほど、無償修理となる分自社負担も大きくなっていきます。
今回は、トヨタ/レクサスが2020年に届け出たリコール内容をまとめて見ていきたいと思いますが、今年トヨタが届け出たリコール台数は※約130万台(20件)と非常に多く、未だリコール対応が間に合っていないものも多く存在しています(改善対策やサービスキャンペーンは含んでいない)。
※マイクロバスや重機関連は除外
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そして個人的に注目しているリコール届け出に至る上での不具合の情報源についてですが、トヨタについてはメーカ(もしくは仕入れ先)からではなく市場から得られた情報の方が多く、不具合に対する危険意識が少し低いようにも感じる?というのが正直なところ。
ちなみに以下は、2020年に国土交通省に届け出されたリコール情報まとめとなりますが、その中には主要モデルとなる「アルファード/ヴェルファイア/ハイエース/プリウス/ヤリス/ハリアー」等も多く含まれており、やはり売れているモデルほどリコールの台数も多くなっていることも確認できます。
2020年にトヨタが届け出したリコール内容
①:エアバッグ系のリコール
リコール対象モデル:ヴィッツ/カローラ/RAV4/カルディナ/スープラ/セリカ/MR2/スターレット/ラウム/ハイラックスサーフ/サイノス/カリーナ。
リコール件数:21車種・計20,945台(事故・不具合無し、仕入先からの情報)
リコール内容:運転者席用エアバッグのインフレーター関係
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②:シートベルト関係のリコール
リコール対象モデル:プリウス/プリウスPHV/プリウスα/ダイハツ・メビウス
リコール件数:4車種・計418,929台(事故無し・不具合114件、市場からの情報)
リコール内容:運転者席シートベルトの非装着時警報装置について
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③:自動変速機関連のリコール
リコール対象モデル:ハイエース/レジアスエース
リコール件数:2車種・計88,969台(事故無し・不具合6件、市場からの情報)
リコール内容:自動変速機のエンジン制御用コンピュータ内の変速油圧制御プログラムが不適切であることについて
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④:ガラスモールディング脱落のリコール
リコール対象モデル:ハイエース/レジアスエース
リコール件数:1車種・計20,579台(事故無し・不具合52件、市場からの情報)
リコール内容:後席ドア後部のクォータウィンドウガラスのモールディング脱落について
⑤:燃料ポンプ不具合に関するリコール
リコール対象モデル:ノア/ヴォクシー/エスクァイア/クラウン/アルファード/ヴェルファイア/FJクルーザー/ランドクルーザー/ランドクルーザー・プラド/レクサスLS460/レクサスLS460L/レクサスLS500/レクサスLS500h/レクサスLS600h/レクサスLS600hL/レクサスRX450h/レクサスRX450hL/レクサスRX200t/レクサスGS250/レクサスGS300/レクサスGS350/レクサスGS450h/レクサスLC500/レクサスIS200t/レクサスIS300/レクサスISF/レクサスRC300/レクサスRC350
リコール件数:30車種・計112,934台(事故無し・不具合555件、市場からの情報)
リコール内容:低圧燃料ポンプのインペラについて
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⑥:ステアリングに関するリコール
リコール対象モデル:ピクシスエポック/ピクシスジョイ
リコール件数:1車種・計3,900台(事故無し・不具合3件、市場からの情報)
リコール内容:ステラリングホイールのパーツの取付け不具合について
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⑦:配線関係に関するリコール
リコール対象モデル:ハイエース/レジアスエース
リコール件数:2車種・計240台(事故無し・不具合1件、市場からの情報)
リコール内容:大型バッテリを搭載した架装車両において、エンジンルーム内の電気配線組付指示が不適切であったことについて
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⑧:バックランプに関するリコール
リコール対象モデル:カローラ・スポーツ
リコール件数:1車種・計427台(事故・不具合無し、車内からの情報)
リコール内容:バックドアの電気配線において、製造工程に不適切なポイントがあり、バックランプが点灯しない不具合
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⑨:ブレーキに関するリコール
リコール対象モデル:カローラ/カローラ・スポーツ/カローラ・ツーリング
リコール件数:3車種・計149台(事故・不具合無し、仕入先からの情報)
リコール内容:ブレーキをゆっくり踏む際に制動力が低下することについて
⑩:車両安定制御機能に関するリコール
リコール対象モデル:ヤリス
リコール件数:1車種・計27,622台(事故無し・不具合22件、市場からの情報)
リコール内容:車両安定制御機能が作動しなくなる恐れについて
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ここでようやく折り返し地点…残りのリコール内容や対象モデルや台数などは、以下の次のページにてチェック!